novel/7944833本当に久しぶりに小説を書いてみました。
初挑戦のファンタジーものです(正確にはダークファンタジー)
読んでいただけると嬉しく思います。
評価・ご感想もお待ちしております。
以下はあらすじ↓
目の前で恋人・マリアが自身の首を斬り、命の灯火が消えようとしていく中でカインは何もできずにただただマリアの傍にいることしかできなかった。
そして、カインの祈りも空しく、マリアはカインに見守られながら永遠の眠りについてしまう。
"敗者の遺体は猛獣に喰われる"というルールを事前に聞かされていたカインはせめてマリアの身体だけでも自身の手で守ろうとするが、突然猛烈な眠気に襲われ、そのまま気を失ってしまう。
気が付いたカインが目を覚ますと、そこは牢屋の中だった。目の前には赤いローブを身にまとった謎の魔法使いの女性。
2回戦の出場を拒むカインだったが、魔法使いの女性から感じる圧倒的な殺気の前に出場を余儀なくされる。
また歓声と狂気に包まれた会場へと歩を進めるカイン。
しかし、まだ心は混迷の中にあった。
そんな彼の前に現れたのは村で唯一の友人・ダニエルだった。
ダニエルの口からあの日の真実の一片が語られる―。