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ある同じ歴史的な事実を踏まえ、いくつかの国々の人としての心の異なる変化を描いたとても素敵なストーリーだったと思います。
ヘタリアジャンルの作品が停滞しつつある(ような気がする。特に伊作品)今日、久しぶりにこのような素敵な作品に出会うことができてとても嬉しかったです。
私は初めて「君がいない世界なんて滅べばいい」を読んだ時に、ああ私はこんな話が読んでみたかったんだなぁ、と思いました。
いくらイタリアちゃんがアレグーリアな国民性を持つ「イタリア」であったとしても、長く(ヴェネツィア共和国である描写を踏まえると千年以上も!)国として生きてきて、侵略や異民族による支配など、沢山の辛酸を舐めてきた彼がただのニコニコお花畑ちゃんであるはずがないというのが、私の持論で、そんな彼の陰の部分を描いた作品を、私は実は、ずっと読んでみたかったようです。
ですがそのようなニーズに比べて、良質な伊作品、特にイタリアちゃんがどのような心持ちで二度に渡る世界大戦に挑んだのかという、そのような私の萌えポイントを取り扱った作品のなんて少ないことでしょう!
そのような状況下においてこんなにも私の萌えを補給してくださった垢欺様に感謝の気持ちを込めて、このコメントが少しでも貴女の創作活動の活力となりますことを祈って、(ご迷惑かもしれませんが)コメントをさせていただきました。ご面倒でしょうから返信はしていただなくても結構です。
コメントが長くなりすぎてしまうことを考慮した上で、特に伊領の住人ゆえに、プーやエリザさんのことには言及せずに終わらせていただくことをご容赦ください。
長々と失礼しました。