愛する子供たちのために
みなさん、子供はウンチが大好きです。みなさんはその事、おかしいと思うでしょうか。私はちっともおかしくないと思います。笑う事なんか、出来ません。 現代の子供達は、親の期待を一身に受け、綺麗なものばかりを見せられて育ちます。また彼ら自身も、常に美しくあるように厳しい教育を受けます。そのプレッシャーはどれ程のものでしょうか。 数年前のある日、まだ幼い甥のU君が、手を糞まみれにして、嬉しそうに僕に飛びついて来た事がありました。僕はそんなU君を蔑んで、「U君は悪い子だな。バイキン以下だ。ウンチマンだ!」そう言って冷たい嘲笑を浴びせました。するとどうでしょう。U君は強張った顔でこう言いました。「…いい子したくてするなんて、どうかしてるよ…それなのに、どうして僕を笑えるの?いい子じゃなくちゃ、いけないの?」 僕はあの時のU君の悲しそうな瞳が、今でも忘れられません。子供達がウンチを大好きなのは、きっとウンチに救いを求めているんだと思います。ウンチは子供達に、この世は綺麗なものばかりじゃないんだという事を、親達に変わって教えています。 僕はもう、悲しい目をした子供を見たくありません。そんな子供達を少しでも助けてあげたいと思い、この絵本を作りました。
投稿者:サッカン
投稿日時:2009年11月06日 00:06:06
|