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黒歴史中二病暴露

公開グループ
暴露してください、それだけです。見た人は笑って励ましてあげてください、ていうか供養してやってくださいw

痛い発言、痛い暴露、痛い口調、痛い挨拶
このグループ内では演出として全て「あり」とします。
遠慮なくどうぞ。

ただし、リアル人間界の掟に反する行為
誹謗中傷や犯罪につながる告白などは当然禁止。
黒き翼をその身に纏っていても、
我々は正義の使徒でなくてはならないのだ!
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  • 「いよっし!!・・・いやーきっつ・・・。」
    「あー・・・戦術では完全に上を行ったがダメかー。」
    勝負事の熱意ってのは嫌いじゃない。わざわざ賽銭求めて来る博奕好きを観させて貰える身としては、見物料の一つも出してやりたい所だが、出来る事があるとすれば、金貸しを紹介してやるぐらいか・・・。だがな、

    「一勝負終えてからウチに来るんじゃねえよお前ら!」

    世の中には不思議な事に、勝負の前に祈るんじゃなくて何故か勝負を終えてから来る奴も居る。まあ、万全で戦えた事を感謝するつもりだろうか?まあ、どっちかというと彼らの場合は「再戦はいつぞや?」というのが正しいのかもしれない。というのも、

    「いやー・・・残り少ない時間で戦える機会ってないんだぜ?数か月とて時間は限られてる。今度は本気で潰す。」
    「いや、俺はマジで勘弁。あんな僅差の戦いは死んでもゴメンだよ。」
    「いいじゃねえか、今回は勝ってんだからよー。」
    「そうは言うがよ・・・。」

    彼等の戦いの舞台が閉じようとしている。話を聴けば聴くほど数か月で消えゆく場へ向かう姿とは思えないほどの熱意と其処に至るまでの研鑽を知れた。

    「つまり・・・短い間で此処まで育て上げたと」
    「そう言っても良いぜ?まあ、おかげで負けたけど。」
    「の割には随分と良い顔してるねぇ?」
    「そりゃあ、そうさ。対戦の楽しみってのは勝敗もだけど、興味持ってもらって、それで自分の持ってる知識とか渡せるだけ渡す。ただ、知識はあっても好みってのは別なんだよ。」
    「ふむ・・・。」
    「だから、面白いんだよ。確かに鏡合わせもやりたい組み合わせの一つだ。自分自身とやり合った事ってのはねえからよ?けど、俺の知識に対して自分なりの答えを見せてくれる。同じ知識で違う答えが返って来る。こんな凄い事あるかよ?」
    「確かに、同門だからといって同じってわけじゃないが、そんな凄いもんだったか?」
    「そりゃなあ。俺も他のゲームでも強い動き教えて、それとは違う形で返って来ることはあった。ただ、それが凄いモンだと知れたのはこのゲームなんだ。」
    「・・・そんなに驚くほどだったのか。」
    「そうだなあ・・・。同じ組み合わせが一つとて無い。そういうゲームだといえば凄さが分かる筈だ。」
    「そんなことあるのか。」
    「ある。似て非なる組み合わせに当たると特にそれを実感するんだ。」
    「・・・で、そこに行きつくまでにどれだけ・・・。」
    「細かい金額は数えた事無いが、20万以上は突っ込んだな。」
    「・・・すげえな。」
    「自分が死ぬほど勝ちたい奴が居た。それだけさ。」
    「で、そいつには?」
    「自分のやり方では勝った・・・と言えるかな。」
    「・・・納得してないんだな?」
    「同じ土俵では勝てなくてな。」
    「よく言うよ。戦いに必要な事は分かってる癖に。」
    「まあ、死ぬほど勝ちたい奴が見る世界ってのを一回は見ておきてえしなあ・・・。とか思ってたら、逸材を生んじまったのはどうしようもねえ。」
    「・・・で、こいつの見る世界は?」
    「趣味は合わないが、しっかり見ておきたい。」
    「だとよ?」
    「こいつはそういう奴。俺はついてけねえ。」
    「勝ち星貰っといた割には冷めてるな?」
    「心持では完全に負けた。それだけ。」
    「・・・ホント、これじゃあどっちが勝ってるんだかわかんねえなあ?・・・ホントは勝負する前に祈るのが良いけどさ。賽銭入れて祈ってけ。」
    「そうする。・・・残った時間に全てを賭けれるようにってさ。」

    季節の変わり目は出逢い別れの季節とも思う。だからこそ、しっかり向き合う事。という当たり前のようで難しい事を彼らなりに見出しているのだろう。自分の立場としても、難しい事だというのにな。
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    • 堕罪に窶し堕天に屈し堕落に供す。
      惰眠を貪り怠惰に耽りて惰弱の心を胸に
      罪業背負いて宿業刻み因業、揺籃如き由良由良と
      万難排し万感打ち振るい万能酩酊せん
      度せるか愚昧。許すに能わじ。許されぬことこそ救世(ぐぜ)なれば。
      レッドラーポエム。意味は僕にも分かりません
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      • 時は中二の時

        ああ...退屈だ と思って始めた遊び

        自分は暗殺教団の一員で王とまでは行かなくても重役で小ぶりのナイフ使いという設定
        部下はハッカーとアタッカー(暗殺師)とディフェンダー(支援や、資源を守る役目)の3種に分かれていてそれぞれが別々に自律して動いているが互いの弱点を補い、長所を伸ばしあっていた
        ある日自分に伝令が届く(当然極秘任務なので誰にも言ってはいけない)
        この学校内に同業者ではあるが仲が悪いスパイが紛れ込んだ
        夜間も含めて調査し、目的は何なのか聞き出すというのがゴール

        当時自分はパソコン部だったので部室が使えるが許可が降りないと施錠を解除できないので
        ここで重役であるという身分を活かして
        ハッカーに無音で(2秒ほど指を指したり、レーザーポインターで照準するとそれをどうにかせよ という意味になる)指示を出しながら無音で、誰にもバレずに民衆に紛れながら
        目的を達成するというような厨二時代でした。

        設定を考えるのはすごく楽しかった
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        • 「今年は前よりも暇・・・といえば暇か」

          来ないと見越して札も御守も少なく作って置いて良かった。幸いにも社の中というのは聖域ゆえ、穢れが付く事は少ないが、それでも形あるものにした以上は何時かは効力を失うように出来てる。だから、効力を失ったら・・・って言われても、効力が何処まで続くかは分かったものじゃない。一応は1年過ぎたあたりで我々の手元に返すか、しっかりと清めた上で焚き上げるのが良いとは言われている。まあ・・・不安ならあるべき場所に返すか天に送るかなどの方法を選べばいいかな?ってぐらいです。・・・何だかあいまいだなとは思えるけど、腐ってもこれも仕事なので、あまり間違った事を口走るわけにもいかないんでね。

          ・・・ああ、そうだ。この手の話で思い出した。こっちの話とはいえ、やらなきゃいけねえのあったなあ。一応は話の一つもしてから・・・って事にはなるんだがね。

          まあ、新年の行いの一つだ。しっかりやらんと。
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          • 「・・・で、ゴミ掃除はどれだけ済んだ?」
            「そっちこそどうなんで?」
             遷宮から一跨ぎと半歩。気が付けば師が走る程の寒空か。師より一足早く走らされた俺達は新しい社を前で一服をしていた。
            「・・・簡単に言ってくれる。どんだけネズミが居ると思ってんだよ。」
            「それだけ敵の多い仕事やってたってことでしょう。」
            「確かにな。だが、こうして捕まる前に逃げ込めてよかったろう?」
            「冗談じゃねえや、逃げ道探すような逃げ方はもう御免だ。・・・供え物も片付きゃしねえし、サボり気味とはいえ生存報告すらも妙なところでやってたしなあ。」
            「そうかい・・・ってことは賽銭箱は封じたまんまか?」
            「・・・それどころか、此処だって自分以外誰も入れない様に強めに封じてたんだ。賽銭箱はひと段落してからじゃねえと無理ですぜ。」
            「ふーむ・・・そいつぁ残念だ。」
             そう言いつつも賽銭箱を強請る仕草をしてる。どれだけ賽子一つで天地の決まる世界を楽しみにしてんのか。
            「・・・余程の馬鹿と見える。ただ、問題は封じた時期が長いせいで空箱に近い。誰か・・・己が罪を払いたい方を多く集めて貰えないだろうか?それとも素戔嗚尊の如く、罪を贖う為にその罪を背負いたいと願う猛者を多く招く術を知る者は何処かに・・・居ませんかね?」
            「・・・あー、分かった分かった。直ぐに用意するから、それまでに銭突っ込めるようにしとけ!」
            「はいはい・・・。それではまた改めて。」

            ・・・それが夕方の話。今ですか?・・・今は鍵盤叩きつつも十露盤弾いてますよ。ええ、火風水世出・・って記したら解り難いかな?
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            • 「繋がらない事がこんなに不便か。」

              供え物や私物こそは・・・どうにもなってないな。何やら設置物が増えるとの話もあり、膠着。千日手というよりは詰みに近いか。とにもかくにも何一つ手がつかない。

              そんな中で困ったのが、通信機器だ。忌み嫌ってたとはいえ、なんだかんだで使ってたということらしい。手元にあると使ってしまってたのか、それとも旅先の気になることを記してたのが災いか。何れにしても、こうして繋がる場所を求めて出かけてるのだから笑えない。

              ・・・しかし、こうして記すとわかるが、自分がこの鍵盤にどれだけ依存しているかがハッキリと分かる。言葉遣いとかもだが、何か気になれば鍵盤を叩き、情報を眺め、自分なりにまとめてという事をやっていたのが長かったからだろうか。そういや、こんな戯言を書いて気付けば5年を超えている。記す気力が衰えたと言って遊び惚けても、記したくなって戻ってくる。

              これも一つの繋がりか。秋空の女郎が紡ぐ糸が如く、細くとも切れず、纏わりつけば二度は離れぬ。そういう縁なのかもしれん。

              追伸:旧社も新社も封を施してるから、今は迂闊に参拝するなよー。もれなく八百万の仲間入りだからなー。
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              • 「遷宮・・・ねえ。」

                事は3か月前まで遡る。此処は世間様と少しズレているのかは知らぬが、流行り病だのそういうのとは無縁といえば無縁。栄えて時期と違って人が少ねぇってのもあるが、生活には言うほど悩まされても無い。まあ、表じゃ言えねえ金の方が多いのは悩むところなんだろう。というよりはそれが遠因なのか。何れにしても都合の悪い話が舞い込んできた。

                あの日は確か、昼間は一通り片づけてから野暮用で出かけて境内に戻ってきた時か。境内に見慣れない男が妙なところで煙草を銜えてた。正装でこんなトコまで来る奴は受験生や就活生・・・は煙草銜えてねえしなあ。だとすると、訳アリの人。まあ、出来た経緯も3割はコレ。
                「・・・お客人、賽銭が目当てかい?」
                別に此処じゃ隠す程でもないが、要はそういう事をやってるって事だ。
                「ああ・・・。これで良いか?」
                「・・・確かに。しかし、まだ天道様が見てられる。一度出直しては?」
                「いや、宮司さん。アンタに言伝があってな。」
                「言伝?」
                「実はな・・・此処の賽銭箱が賽銭泥棒に目ェ付けられてるみてえでな。」
                「・・・まさか下っ端連中が吐いたのか?」
                「いや、そうじゃねえ。どうも流行り病で空箱抱えた連中がどうもウチらを嗅ぎまわってたらしい。」
                「・・・どうりで髑髏が増えてたのか。」
                「は?」
                「ほら、藪ン中でカタカタ話してる奴いねえか?」
                「あー・・・何か馴れ馴れしい骨が居たな。」
                「あれね、ゴミ出しの度に1つ増えるんだが、ここ最近はちょいと数が多いなって思ったが・・・。」
                「ふむ・・・。確かに賽銭泥棒も此処で稼ぎがあったって噂程度の認識だ。それこそ時期も悪けりゃ土地だっていいトコじゃねえ。」
                「どうだか。住めば都って言葉があるぐらいですぜ?」
                「だからあまり騒ぎが大きくならねえウチに移動する。」
                「分院でも作るんですかい?」
                「まとめて移動だ。アンタだって小さくなった賽銭箱なんざ見たくねえだろ。」
                「小さくなった賽銭箱を嗤いに来る奴の相手の方が俺ァ嫌だねえ。」
                「だろ?・・・という事だ。この中から選んどくれ。といっても、選んですぐ使えるわけじゃねえからよ。」
                「最悪は賽銭泥棒を一掃してから・・・でしょ?」
                「そうなる。・・・ってわけだ。なんていうんだ?こういう寺社の移動ってのは。」
                「遷宮・・・ですね。」
                「じゃあ・・・遷宮の件。頼むぞ。」
                「あ・・・最後に一つ。」
                「なんだ?」
                「今日は箱の中身開けてしまうが、終わったら強めに封じておきますかね?」
                「・・・そうさな。隙間風も吹かぬ程にな。」
                「そうしときます。」

                その日から、ようやくひと段落が付きそうだ。しかし、供え物が思ったより多いなあ・・・。生きてる限り物は増えるとは言ったが参ったなあ。どこから片づければいいのやら。
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                • https://youtu.be/mJaqlPOvcyw
                  都内某所で先日録ったものです
                  厨二病のみんなならこの動画を見てなにか閃くことがあると思って。
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                  • とりあえずはこれぐらいか・・・。

                    令和になって最初の年越し。考えようによっては半年ちょっとの元年は平成の後始末程度と考えたら令和2年という年がある意味では令和元年・・・になるかね。この半年考えてみても平成の大掃除ってのはウチどころか日本規模と言っても差し支えない程、災害やらで多くが天へ還っていった気もする。正直、あんまし良い言い方じゃないってのは分かってるのだが、剣璽渡御の儀が行われていた日は確か、行われていた時間だけ大荒れだったっけか。いや、記憶があってればウチに遊びに来る馬鹿が「幾ら俺が国の象徴たる方々をお慕いするとは言っても、あんな大雨で外仕事させらたんじゃ、少しばかり愚痴もこぼしたくなる」とボヤいていたので、「そういうお前も穢れと認識されたのだろう?」と返したのは覚えている。

                    そういや、雨絡みで思い出したが台風19号で家から一時的とはいえ追い出されたという話もしてたなアイツ。

                    まあ、何れにしても令和元年は色々と悪い事が連なる年だったのは認めざるを得んだろう。ただ、決して悪い年でもなかった。

                    その一つが、首都圏の話というか何というか。いつぞやの白塗りの鉄人を観に行った時に「こんな地味なトコから新宿たぁ驚きだ」と言ってた癖に大崎で乗り換える瞬間に「おお、おお?いや、大崎を乗換無しかあ」と感嘆し、新宿の案内板見て「ずいぶん辺鄙なトコが書いてあら」と苦笑いしてたりと遠い筈の道が近くなったことに驚いてたって事か。いや、ありゃ便利だ。

                    あとは、そうさなあ。・・・ああ、煙草の話だ。電子タバコの種類が増えたんだ。その一つを部屋用にしてるというか、自室用に置くことにしたんだ。まあ、古参の中には裏部屋の話をしてたとは思う。ただ、物を書くにも調べ物するにしても、手遊びやってる時ですら煙草が欲しくなる時がある。企み事ってのは一定の気力が必要だが、息抜きの一つも出来ないぐらいじゃやってけないって話で手にしたは良いが・・・今考えたら危険なモン買ったなあ。

                    ・・・まあ、オチも纏まりも無い近況報告になっちまったが、令和2年こそは「平成とは違う何か」が生まれるのを信じてやまない年寄りの妄言と思って忘れて欲しい。
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                    • 「僕はここに居た。」「今あの子はどうしてるだろう。」
                      僕が少年の過程を形に遺してしまったこの場所は、数年たっても此処に残っていた。

                      正真正銘の、『黒歴史』。
                      この場所にずっと消えないままでいる自分の跡そのものが、もはや『黒歴史』となってしまったのだ。

                      僕の羞じるべくして残った≪記録≫、探してみてください。
                      黒魔導士ハル、此処にどうか眠っておくれ。
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                      • ふむ・・・これはこれで良いか?いや、つい先日の話になるが、私が愛用していたヘッドフォンが寿命を迎えたのか、片耳が聞こえなくなってしまった。思えば、先代と逢ったのは10年前か。だから、此処で書きなぐったあの日も、君達と語り合った何時かも、その思い出を持って居た先代とも長い付き合いになる事になるか。

                        まあ、それで新しいヘッドフォンを買ったのだ。ただ、今の時代はヘッドフォン探すにしてもPC用は電気屋じゃ減ってきたようにも思える。気のせいだと良いんだが、携帯機器がφ3.5mmコネクタに対応するようになってから少しずつ減ってきたのかな。今では減ったガラケーなんかだと、φ3.5mmコネクタを別の端子に帰る変換機なんかで如何にかしていたこともないわけじゃないとして、今ではヘッドフォンを買うと殆ど優先だとφ3.5mmでスマホ用と記されてるのが多い。・・・あとBluetoothだな。あれも増えたなあ。ただ、結局のところ有線の方が有難いというか、リンクさせる手間を考えたら有線の方が好きだってぐらいなんだけどさ。

                        で、手に入れたのは良いんだけどメーカーが違うと音も違うみたいだ。勿論、今のも不満はない。というよりは妙な事をしない事が良い音を出すには必要というのを伝える気だったんだろうか。どっちにしても、そういうものだと気付くまで思ったより悩んだモンだ。

                        ・・・さて、次はmicroSDか。流石にタブレットに入れた曲が多くて整理しなきゃならんが、その前に「誰が何を歌ってた」かを確認しなおさなくては。流石に曲名見て「これ誰の歌」って分かるほど、俺ァ万能じゃないぞ。ただ、よっぽど好きで聴いてるのは分かるが、それでも全部は無理だ。

                        やれやれ、令和早々にやる事がまさか、平成の後始末ってのも何か好ましいとは思えんが、令和最初の年越しぐらいは綺麗にやりたいしなあ。

                        まあ、少しずつやってくか・・・。
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                        • 「しっかし、今回も派手に燃えたねー。」
                          「デカい火事の度にウチくんのやめろ。というか、犯人も分かったのと同時に、此処の住人の糧に成り得るトコの話を茶化すな馬鹿者。」
                          「いや、だってさ。妙に憂いても帰ってこないんだぜ。」
                          「確かにな・・・。」
                          「というより、周り見てて思うんだけど、技術を心配してる奴が思ったよりも多いなあって。」
                          「いや、まあ職人が多い職場だったからそうだが・・・。」
                          「だーかーら、それが違うんだって。」
                          「は?」
                          「技術ってのは人が忘れない限り、作られたモンがある限りは残るし、それに代用も作られる事もある。それにそれこそ、「失われた技術」と言い切れば箔の一つも付くだろう。」
                          「・・・つまり、本当に失ったのは技術じゃないと?」
                          「どう考えても人だろうが。それこそ消えちまったモンは最悪は集めなおし、作り直しが効く。まあ、好ましいモンじゃないのは良く分かるが、それでもまだ如何にかなるんだよ。」
                          「ずいぶんと知った口ぶりだな?」
                          「・・・武神輝羅鋼って知ってるか?いや、分かるわけないよな。」
                          「情報屋が好きな作品にも使われてるとは聞いたぐらいだが・・・。」
                          「だろうな。それこそ、2000年の壁を越えられなかった技術の一つだ。工場が潰れてさ、そっから10年か。本体の金型は生きてたから出されたんだよ。ただ、その装飾は残念ながらメタルシールで妥協されたんだ。本当に技術としては消えちまったんだよ。けど、確かに其処には再販されなかった商品が蘇った事に変わらないんだよ。」
                          「それがどう繋がるんだ?」
                          「技術、作品は時間の予算、それと望む声があれば意外と蘇るんだよ。それこそ義援金の積まれる金額が偉い事になってっから1から作り直して、また「そのブランドの製品」は出せるんだよ。ただ、何積んでも人は戻らない。そこだけは間違えちゃいけないよな・・・。」
                          「だな・・・。」
                          「・・・さて、言いたい事言ったが、しんみりした話は終わり。せっかくだし「失われた技術」ってのを楽しもうや。」
                          「だっから、CDを馬鹿みたい持ち込んだのか。」
                          「そ、それこそ「誰かがコレに興味を持てばこの技術は継がれる」のさ。だから、俺達は「この作品はコイツ等全員居なきゃ作れないモンがある」ってのを其れを知らない奴に教えてやりゃいい。・・・それも一つの供養だろ?」
                          「・・・話戻すな馬鹿。」

                          追伸:今回の一件は、私個人としては「其処まで世話になった作品も無い」と思って語る気は無かったのですが、此処で創作を行う者や、影響を大きく受けた方が多く居る為、こう言った形で意見を述べてみる事にしました。ただ斜に考えた馬鹿と少し押され気味の悪鬼が好き放題言ってる為、あまり真面に受け止めずにもらえたらなと思う次第です。
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