酷評お願いします。
この作品には、事前に資料を集めるなどしてかつてない意気込みで挑みましたが、八万字までいったところで、書くのが苦しくなりUターン(涙)思うように続けられませんでした(続きは未公開にしてあります)。
当初の目標として、
1 情報過多というくらい、背景の充実した作品を書く
2 いつも世界観にしか票が集まらない現状を打破して、登場人物を評価してもらう。
の二つがあり、ある程度はクリアしたのではないかと(当社比)自分では思うのですが……。
どのキャラが魅力的に描けている、あるいは描けていない、ここからどのような展開が期待できる、あるいはできない、世界観への導入は自然か、といったようなことを含めて、何でも結構です。ご教唆ください。
今までできていなかったことが、もしかしたらできかけている、そのような手ごたえがあるので、是非にも理想的な形で燃焼させたいのです。
どうぞ手助けをお願いします。
novel/2426896
まず、夢の内容ですがこれだけ丁寧に描かれてあるにも関わらず、やっぱり絵になって浮かんできませんでした。おそらく、ジョイントが巧くいってません。アニメーションかパラパラ漫画を思って貰えば解かりやすいですが、一つの動作を作るのに掛けるカット絵がまるで足りていない状態で、スムーズに動かないどころか、何の動作をしているのかさえ解からない、という状態だと思います。どっちかと言うと、スライドショーのように、場面、場面を描いてしまって、流れを書いていないです。
体感する簡単な方法をお教えしときますね。
京極夏彦作「魍魎の匣」の小説版を、冒頭部からだいたい木場刑事の登場シーンとかその後の病院のシーンあたりまでを読んで頂いて、それから漫画版か、アニメ版を見てみてください。・・・あっという間ですから。ほんの5分の尺になってます。
映像にした時に、『漠然としたイメージでも事足りるような情報はすべて風景にされる』というわけで、映像媒体だと、ほとんどの情報は”絵柄”になってしまい、本当に大事なキーワードのみを、セリフなどの”文”にするんです。アウトラインに絵柄で肉付けしてある、という感じです。
なので読者は、アウトラインの文だけを理解すれば内容が理解出来るわけで、理解が早いんですが。
文章と映像では、同じ物語でも魅せ方が変わるというか。
同様に、文章と言ってもビジネスとかの”伝達用”と小説もまた、はっきりと違う言語です。