酷評お願いします。
この作品には、事前に資料を集めるなどしてかつてない意気込みで挑みましたが、八万字までいったところで、書くのが苦しくなりUターン(涙)思うように続けられませんでした(続きは未公開にしてあります)。
当初の目標として、
1 情報過多というくらい、背景の充実した作品を書く
2 いつも世界観にしか票が集まらない現状を打破して、登場人物を評価してもらう。
の二つがあり、ある程度はクリアしたのではないかと(当社比)自分では思うのですが……。
どのキャラが魅力的に描けている、あるいは描けていない、ここからどのような展開が期待できる、あるいはできない、世界観への導入は自然か、といったようなことを含めて、何でも結構です。ご教唆ください。
今までできていなかったことが、もしかしたらできかけている、そのような手ごたえがあるので、是非にも理想的な形で燃焼させたいのです。
どうぞ手助けをお願いします。
novel/2426896
> 尊敬的柿木まめ太@探さないでください
親身のアドバイス、本当にありがとうございます。強制されたなどとは露ほども思っておりませんのでご安心ください。
冒頭部の空気が作品全体を貫く、というのは私自身、非常に理想的な長編の形だと思います。最近薦められて読んだジョージ・RR・マーティンなどもその点、『ここまでやるか』と思えるくらい描写密度が均一ですから、それに比べると私の作品はむらがあるかもしれません。
あれから少し考えて、自分は読者の負担が増える事を無意識に恐れていたのだな、と悟りました。まあそれだけが『薄く』なった原因ではないとは思いますが、濃密な描写は、自分では『我儘を通した』という風に解釈しておりまして。例えば1の屋根裏の描写、2のミシン室、3の大聖堂、4の幻燈、このくらいで読者はお腹一杯になるのではないかと。
二度、三度とガードランドと会うシーンなどは意図的に薄くしてますし。
しかし、もし、目一杯濃い目にやった方がいい、というのであれば、試す価値はあるかもしれないという結論に達しました。そもそもこの話、きちんと読んでくださっている読者は今三人くらいじゃないかと・笑 その貴重な方(々)の思いを無駄にしたくないというか。
実際にできるかどうかはやってみなければわかりませんけれども、次回は『濃霧の中で妙に生々しく展開する童話』というのを、意識の中に置きながらやっていこうと思います。ぶっちゃけ、少しくらい失敗したとしても、自分には失うものは何もないですから。
まあしかし、体力いりますねこういう長編は……。
こういうのを書いたのは初めてなので、色々と新鮮です・笑
適度に肩の凝りをほぐしつつ、がんばっていこうと思います。