主催です。
年末年始の行事に付いて、こちらで簡易的にご案内いたします。

師走十三日
この日はどの見世も昼見世を休み、
見世の者全員で大掃除をします。
大掃除終了後には、
見世の楼主や遣り手を胴上げするという風習があります。

師走三十日
見世ゝで餅つきを行います。
玉蜜郷では餅をついたお客は翌年遊女にもてるという噂があり、
お客たちはこぞって腕を振りたがります。
ついた餅はその日の客や、その他常連の客にも振る舞われます。

師走三十一日
前日の客がすべて帰ると、門番総出で南北の大門を閉じます。
出入りは基本的にできませんが、
どうしてもという場合は大門の横の小さな戸口を利用します。

睦月朔日
遊女たちにとって唯一の有給休暇日です。
見世から雑煮などを振る舞われます。
祈祷師が見世ゝを回り、御祈祷します。
夜一つの頃、閉じられていた大門を門番や若い衆が総出で開きます。
まず北東の大門が開けられ、
次いで南西の大門が開けられます。
南西の大門が開かれるのを、遊女たちはこぞって見物に行きます。
大門が開く所を見ると、いつか島を出る事が出来るという言い伝えがあるからです。
身請けなどを願う遊女は、必ず願掛けに訪れています。

睦月二日
この日の晩からすべての見世が営業を始めます。

日付を記載しましたが、あくまで玉蜜郷内での日付であり、
リアルタイムである必要はありません。
後日改めて企画内企画告知を投稿いたします。
質問や希望等ございましたら、
お気軽に主催までご連絡くださいませ。
（ツイッターかpixivメッセージが確実です）

玉蜜郷主催