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この作品 「死骸の地図のあるきかた」 は 「オリジナル」「超水道」 等のタグがつけられた作品です。

超水道秘蔵のボツネタその6。「死骸の地図のあるきかた」★あらすじ★この世界は、死...

山本すずめ

死骸の地図のあるきかた

山本すずめ

2012年12月25日 19:57
超水道秘蔵のボツネタその6。「死骸の地図のあるきかた」★あらすじ★この世界は、死に溢れている。生きた人間は、死んだ木に腰掛け、死んだ金属に手を載せて、動物の死肉を食べる。「死にあふれた」世界で「死にあぶれた」ものたち。その未消化な死は、生と死の間に、ひとつの世界をつくる。「死骸の地図」と呼ばれ、...続きを見る
超水道秘蔵のボツネタその6。
「死骸の地図のあるきかた」

★あらすじ★

この世界は、死に溢れている。
生きた人間は、死んだ木に腰掛け、死んだ金属に手を載せて、動物の死肉を食べる。

「死にあふれた」世界で「死にあぶれた」ものたち。
その未消化な死は、生と死の間に、ひとつの世界をつくる。
「死骸の地図」と呼ばれ、さながら迷宮のような形を取っていると言われている。
人間の理解を越えたその迷宮を踏破した人間は、その死すらも覆すことがきるとか、できないとか。

カオルは、どこにでもいるちょっと太めの高校生。
ユーモラスな外見と豊かなコミュニケーション能力で、男女どちらにも等しく信頼を注がれ、クラスの中心的人物である。
そんな彼が思いを寄せるのは、クラスのはぐれ者の女の子。
話してみれば感じもよく、おかしな趣味も持っていないのに、なぜか遠巻きにされている。
クラスの中心人物、という立場ゆえに、話しかけることもできずに、日々は過ぎてゆく。

ある秋の日、彼らの高校の周りで動物の死骸が大量に見つかった、と、担任が言った。
校舎の裏で、使われないトイレで、ボイラー室で。
誰にも看取られることなく死んだいきものたち。
とある噂が、校内を駆け巡る。犯人は、カオルが想いを寄せる、彼女である、と。

真実を突き止めるべく、ある日の放課後、意を決して接触を図ったカオル。
赤く染まった帰り道。コンクリートの隙間で息絶えた猫の姿。
看取られずに命を手放した、死体でも遺体でもない魂のぬけがらを、彼女は「死骸」と呼んだ。

図らずも「死骸の地図」に足を踏み入れたカオル。
愛する彼女の心を強烈に縛り付ける「前に付き合ってたひと」の存在。
「死骸」という言葉を残して消えたという彼の幻影を消し去らない限り、彼女は自分の方を見はしない。
カオルは、死骸の謎を解き明かすことを決意、今日もダンジョンへと足を踏み入れる……。

★公式ウェブサイト
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