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この作品 「現代人妖新考 -1977-」 は 「創作」「桐島手帖」 等のタグがつけられた作品です。

近代二度の妖怪大淘汰において賀茂の分家・鴨居が二度目の儀の要となる。神妖はこの儀...

雪凪@修行中(詳細はプロフに)

現代人妖新考 -1977-

雪凪@修行中(詳細はプロフに)

2013年3月8日 13:57
近代二度の妖怪大淘汰において賀茂の分家・鴨居が二度目の儀の要となる。神妖はこの儀をもって顕界より去るはずであったが何者かの介入により不完全に終わり、鴨居に加担した猫又の長の行方を巡り、同郷で淘汰を免れた待宵と月見との間で小競り合いが生じた。それは儀の完全な成立により待宵諸共異界に封じられる事を望...続きを見る
近代二度の妖怪大淘汰において賀茂の分家・鴨居が二度目の儀の要となる。
神妖はこの儀をもって顕界より去るはずであったが何者かの介入により不完全に終わり、
鴨居に加担した猫又の長の行方を巡り、同郷で淘汰を免れた待宵と月見との間で小競り合いが生じた。

それは儀の完全な成立により待宵諸共異界に封じられる事を望んだ月見の「猜疑心」が発端であり、
一貫して何も語ろうとはしない待宵の態度に神経を逆撫でされた月見は待宵を自分の手で「亡き者」にしようとする。
かくして始まった決闘であったが、月見の達人より学んだ合気も、大枚叩いて揃えた珍重な符も待宵には軽く往なされるのみで、
犬猿の仲と呼ぶには圧倒的な力の差のまま、待宵は弓に手をかけ月見に止めを刺そうと矢を番えた。

───それは我らが宝ぞ、賊狐

果たしてそれは幻聴だったか、待宵が動きを止めた刹那の隙を突いて月見は脱兎の如く逃げ出した。
待宵はこれを追う事はせず、ただ麻績城跡の方向をじっと見つめ夜が暮れるまで佇んでいたという。

閑話休題。
待宵の持つ弓は雷上動という退魔武具の一つであり長らく麻績城の家宝として保管されていた。
先の騒乱の果てに手に入れたと考えれば妥当であるが、
問題はこの弓を「月見」が知っており、なおそれを自分の宝と主張し、あまつさえ待宵に蔑称をもって非難している点。

逃走する隙を作るための口実としては些か事情を知り過ぎており、
待宵草に対する月見草から来る命名理由を考慮すると、月見は麻績城関係者の宿怨の結晶である可能性が浮上してくる。
また、この仮説が正しければ呪術的儀式による妖怪の変生過程が証明できるかもしれない。

────
翌1978年、論文執筆中に老衰で死亡。享年88歳。
主に「学術的な記述以外」の部分を寄せ集めて作られた「現代人妖新考」が大衆向けの神妖案内本としてベストセラーとなった。
130308&10&11&12&13 総DR102 C262&3&4&5&6/2 T281&2&3&4&5 男54/女217 オ71&80 地域中部24&23
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雪凪@修行中(詳細はプロフに)2013年3月11日 09:49赤城さん>3~6ヶ月に1度は訪れるシリアス病 ギャグとか日常モノとかやってるとこう、身体がスパイシーな料理を求めるって感じですかね(╹◡╹; 雪凪@修行中(詳細はプロフに)2013年3月11日 09:49無名梨さん>必死の月見を尻目に待宵はそれはもう慈悲深くトドメを刺そうとw 元から仲は良くないですしね…利害関係が一致して共闘していただけですし(´∵`) noriさん>神妖を隔てる壁が「神力」と「妖力」、自然法則に従う順として魔法>>妖術>>神術と定めていてこの差が敗因ですね 雪凪@修行中(詳細はプロフに)2013年3月11日 09:48シルバーさん>現在の貨幣価値に換算して二百万近く…貯めていたヘソクリが半壊した事にはショックを受けていましたね(´∵`) 市松えるさん>SS中に麻績の姫君の怨念が強まって月見を乗っ取る「エロ」がありますけど特定の条件が重なる事が鍵ですね…頻繁に起きてたらとうの昔に待宵に(ry 雪凪@修行中(詳細はプロフに)2013年3月11日 09:48シルバーさん>現在の貨幣価値に換算して二百万近く…貯めていたヘソクリが半壊した事にはショックを受けていましたね(´∵`) 市松えるさん>SS中に麻績の姫君の怨念が強まって月見を乗っ取る「エロ」がありますけど特定の条件が重なる事が鍵ですね…これが頻繁に起きてたらとうの昔に待宵に(r 雪凪@修行中(詳細はプロフに)2013年3月11日 09:48係長さん>中央の狩る側の稲荷神には歯が立たない…というのは憶測で、厳密に「妖力」と「神力」の絶対的な性質の違いがある事を見抜けなかったのがが月見の敗因です 兄貴>むしろトドメを刺される瞬間まで逃げないってのは月見の兎生でも歴史的な出来事でした(╹◡╹; 雪凪@修行中(詳細はプロフに)2013年3月11日 09:48サーモンさん>お疲れ様でした より深みのある語りに出来たのかもしれませんが…社会人創作者は時間との戦いである事も忘れてはいけませんね 冷や奴さん>玄孫でOKです 末節は自然死である限りは大分衰えているはずなので…待宵自身も桐島の血筋は若干特別視している節があります(´◔‿◔`)← 赤城蒼龍@Twitter依存症2013年3月10日 19:38普段と違うシリアス展開に滾ります! 創作意欲掻き立てられますわー nori2013年3月9日 09:54月見さんが全力で立ち向かっても手も足も出ないとは。これが神と妖怪の力の差なのか・・・。 無名梨七詞2013年3月9日 09:35桐島手帖完結お疲れ様です。軽く往なすほどの戦力差でありながら月見さんに止めを刺そうとする辺り、双方容赦なく戦ってたんでしょうなぁ……。 2013年3月9日 02:47赤文字の部分だけ、月見さんの声と『姫君(とその家臣)』の声が重なって響いてそうだなぁ。月見さん自身が、自らの中に潜む彼女の存在(というか怨念)に気付いていないというのもまた趣な話。月見さんがどういう未来と結末を歩むか、私、気になります! 2013年3月9日 02:46赤文字の部分だけ、月見さんの声と『姫君』の声が重なって響いてそうだなぁ。月見さん自身が、自らの中に潜む彼女の存在(というか怨念)に気付いていないというのもまた趣な話。月見さんがどういう未来と結末を歩むか、私、気になります! シルバー2013年3月8日 22:03普段とは違う感じに( ゚Д゚)ポカーンとなりつつも、大枚叩いて集めたというあたりに思わず破顔w 現実はいつもシビアで厳しい(´・ω・)

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