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"魔道師と水晶球 SN", is tagged with 「イレイド」「ミネル・エイバ」 and others.

※スーパーノヴァ ネタバレ注意!ファラム・オービアスの国王イレイドに待望の世継ぎ...

相摸屋 分三郎

魔道師と水晶球 SN

相摸屋 分三郎

3/7/2014 23:51
※スーパーノヴァ ネタバレ注意!ファラム・オービアスの国王イレイドに待望の世継ぎが生まれた連日星を挙げての祝賀となった イレイドは生まれたばかりの息子を満足そうに眺めながら 銀河系図を見ながら祝杯を開けていた「見よ息子よ この銀河の星は数多くあれど 我がファラム・オービアスほど強い星はあるまい ...Keep reading
※スーパーノヴァ ネタバレ注意!

ファラム・オービアスの国王イレイドに待望の世継ぎが生まれた

連日星を挙げての祝賀となった イレイドは生まれたばかりの息子を満足そうに眺めながら 銀河系図を見ながら祝杯を開けていた

「見よ息子よ この銀河の星は数多くあれど 我がファラム・オービアスほど強い星はあるまい 我が祖父の代にファラム統一をなしとげ そして私の代でじきに銀河を統一するまでになっている 父は必ずやこの銀河を手に入れて見せようぞ そして我がオビエス王家がこの銀河の頂点に立つのだ!!」

「ククク・・・」

「だれだ!?」

振り返ると いつの間に入り込んだのか そこには赤いローブの男が立っていた

「ご無礼をお許しくだされ国王陛下 私は旅の占い師 かような下賤なものは王子様の誕生祝賀会には招かれませぬので こうして参上した次第でございます この度はお世継ぎのご誕生 まことにおめでとうございます」

男は足を引きずりながら イレイドの前まで来るとひざまずいた 顔は隠れて見えないが しわがれた声と足が不自由な様子を見ると おそらくは老人なのだろう 最初は暗殺者かと思ったが その様子を見て心配はないと思いイレイドはいくぶんか安堵した

「・・・そうか それにしてもよくここまで来れたものだ 私も今は非常に気分がいい 貴様は運がよいぞ 一杯とらせよう 占い師と申したな ならば我がファラム・オービアスの前途を占って見せよ ずばり私が銀河を手に入れ 銀河一の星になるであろう?」

「しばしお待ちを」

男は懐から水晶球を取り出すとなにやら念じ始めた 水晶球は最初は何もうつらなかったが やがて黒い色に変色していった

「・・・むう これはいけませぬな」

「いかがした!?」

「ここに見える未来は深淵の闇より深い絶望の闇・・・それがやがてファラム・オービアスを飲み込み 星の終焉を予知しております」

「まことか!?」

「疑う余地はありませぬ」

「ぬうう・・・貴様!!よくも このめでたい日にかような不吉なことをよくも占ったな!!」

「私は真実を申し上げたまでで・・・国王様がご心配になることはございませぬ」

「なぜだ!?」

「国王様はその前にお亡くなりになるからです そう 人の手にかかって・・」

「何ぃ!?誰だ!?誰に殺されるというのだ!!」

「はい それは・・」

占い師はそばに眠る王子を指差した

「お、王子だと!?馬鹿な!!ぬぬぬ!!黙って聞いておれば 世迷言を抜かしおって!!数々の無礼もう勘弁まかりならぬ!!死ねい!!」

イレイドはレーザーソードを抜き放って占い師に切りつけたが それは空を斬り 姿が見えなくなった

「ぬ!?ど、どこへ行った!?」

すると突然目の前に水晶球が現れた そこにはイレイドの姿が映っている その体には赤いものが燃えていた イレイドの目はその映像に釘付けになった まるで何かに魅入られたように 体と頭がしびれて動けなくなった

「ククク・・・見えますかな?あなたの周りに燃えている火が これは煩悩の火と申しましてな 今は小さいがやがて支配欲が強くなればなるほど大きくなり やがて身を覆い尽くして焼き尽くす 私が今まで見せたのは数多くある未来のうちの一つでございますよ 国王様がもっと長生きしたければ 今見たことを肝に銘じて生きればよろしいと存じます 後は全ては星の意志が決めることでありましょう それでは・・・」

男は足を引きずりながら 部屋を出て行った

われに返ったイレイドは血相を変えて後を追った

「ま、待て!!貴様!!生かして返さぬぞ!!」

部屋を飛び出たが男の姿はなかった 警備兵たちは突然武器を構えて出てきた国王に皆驚いていた

「者ども!!その男を捕らえよ!!国王を侮辱した不届き者だ!!」

「え!?お、男と申しますと!?」

「貴様らはどこに目をつけておるのだ!!今ここを赤いローブの男が通っていったであろう!!」

「お、恐れながら 我々は誰も見ておりませぬ それに防衛センサーにも何の反応もありませんし・・この厳重な警備の中 ネズミの子一匹 陛下のところへ通るのは無理でございます」

「何ぃ!?・・・」

興奮が少し冷めてくると兵士の言うことはもっともだとイレイドも思った

あの男はどうやって入ってきたのだろう?兵士に何か催眠術のようなものをかけたのだろうか?

「・・・(ぬう なんとも気味の悪い術を使う奴だ いや もしかしたら夢だったのか? しかし あのようなはっきりとした夢があるだろうか いかぬ 国王たるものがこんなことでは!これからの大事に兵の士気にも関わる)・・・なんでもない 少し悪酔いしたようじゃ だが このことは他言無用ぞ 破ったものは斬り捨てる よいな!!」

「はっ・・はは!!」

部屋に戻ったイレイドは王子を見た

王子は何事もなかったかのようにスヤスヤと寝息を立てて眠っている

「この私が王子に殺されるだと!?ウヌ!!」

イレイドはレーザーソードを王子につきたてようとして あわてて思い直した

「・・・ふっ このイレイド・オビエスともあろうものがどうかしておるわ このようなことでは銀河は手に入れられるか!! おそらく私の弱い心が見せた幻であろう 私はやるぞ どんなことをしても手に入れてやろう!!そのためなら神でも悪魔でも味方にしてやろう!!」

そして十五年後・・・

「ミネルよ 私は気になるのだ 父上が何におびえているのかが」

「王太子様 本当に国王様を恨んでいないのですか?」

「アクロウスでよい 実の父上をどうして恨むものか 私は父上を救いたいだけだ そなたは私にとってかけがえのない同世代の友だ 我々で父上を救おうではないか 協力してくれるな?ミネル」

「アクロウス様・・もったいのうございます」

しかし、この後イレイドとアクロウスの親子には悲劇的な結末が待っていた

父の暴走、星の滅亡に関することのその背後に何者かが関与したことを突き止めた

さらに時は流れ 銀河の果ての荒廃した星にアクロウスと仲間たちは向かった

そこでローブの男を見つけ最後の戦いを挑む

「イレイドの息子アクロウスよ なんじ 父親の顔を忘れずに 運命の輪の元に集いし仲間とよくぞここへ来た 成長したそなたを見れてうれしいぞ ここ『星の亡骸』が銀河の全ての運命をつかさどる『暗黒の塔』がそびえる場所だ」

「私は十人の仲間を探し出し、そなたをついにここまで追い詰めた 聞かせてもらおうか!!そなたの本当の名前と目的を!!何をしようと我らがお前の野望など打ち砕いてみせる」

「ククク・・野望とは凡庸な あわてるでない おぬしらが戦うのは私ではない」

「どういうことだ!?」

「ここからはるか彼方の銀河に おぬしらと同じように 運命に導かれし青き星の者たちが来る その者たちとの戦いがこの銀河の命運を決するのだ 彼らを導く役目をするのは アクロウス おぬしだ」

「何だと!?なぜ私なのだ!?」

「全ては星の・・いや銀河の意志が決めることだからだ さあ 行くがいいアクロウス 全てはここから始まるのだ 全てが終われば 我々の戦いも終わりを告げよう」Close
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