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"両雄仕掛花火", is tagged with 「百夜ミカエラ」「レーネ・シム」 and others.

ここは両国、かつては国技館があり、にぎわった場所・・・そこに一人の帝鬼軍の兵士が...

相摸屋 分三郎

両雄仕掛花火

相摸屋 分三郎

10/16/2015 22:33
ここは両国、かつては国技館があり、にぎわった場所・・・そこに一人の帝鬼軍の兵士がやってきた『相模屋』とある看板の所には、船着き場があった兵士がやってくると、そこに待っていた男は船へ案内した「いらっしゃると思ってましたよ、さあ あちらへどうぞ・・相手の方がお待ちですよ」兵士が船に乗り込むと、花火が...Keep reading
ここは両国、かつては国技館があり、にぎわった場所・・・

そこに一人の帝鬼軍の兵士がやってきた

『相模屋』とある看板の所には、船着き場があった

兵士がやってくると、そこに待っていた男は船へ案内した

「いらっしゃると思ってましたよ、さあ あちらへどうぞ・・相手の方がお待ちですよ」

兵士が船に乗り込むと、花火が上がり始めた

そのすぐ後を追って、帝鬼軍の部隊が現れた

シノア「優さんは一体どこへ・・・?」

「これは帝鬼軍の皆様、あいにく今夜は船は全て出払っておりますので・・・」

三葉「最近ここらで怪しげな商売をしてる者がいると聞いていたが・・・、お前は何者だ!?ここで何をしている!?」

「いわゆる口入屋と言いまして、人材派遣業・・・後は祭りで催し物を取りまとめる役など、色々しております・・私はこの相模屋の二代目の又七と申します、以後お見知りおきを・・・よかったら、副業でも斡旋いたしましょうか?」

シノア「うーん、みっちゃんならお水のお仕事もイケそうですねぇー」

三葉「ば、バカ!!そんなみだらな・・そんなことより優一郎は何をしてるのか言え!」

「申し訳ございませんが、私どもには守秘義務がありますので ご心配なさらずとも、帰って来ますよ それまでどうぞ、こちらでおくつろぎください・・・」

与一「わー すごい!お菓子がいっぱい、おいしそうだね!」

三葉「ふざけるな!!私たちがそんな悠長な・・・」

君月「すっげえヨダレ出てんぞ・・・滝みてえだな、おい」

シノア「あはは、みっちゃんたら、まるでお子ちゃまみたいですねえー かぁーわいいー」

三葉「ち、違うぞ!!断じてお菓子などにつられたわけじゃ・・!!」

フェリド「おやおや、花火の美しさにつられて来てみれば、元気いっぱいの人間さんたちじゃないかぁー」

シノア「・・・フェリド!!」

三葉「ここで会ったが百年目!!」

ラクス「おやおや、やろうっての?ちょうどいいや 火薬の爆発の見ものに退屈してたとこだしねー」

一触即発の両者を店主がおさめた

「お待ちください、ここではいかなる理由があろうと戦いは禁止されております、武器をお納めください」

フェリド「それは・・指図してるのかな?この僕に・・・」

「ここは人間とヴァンパイアのどちらにも与しない、我々の縄張りでございます・・・言うとおりにしねえなら、この部屋でドカンとでかい花火が咲きますぜ・・!?」

物腰やわらかな言い方から、急にドスをきかせてきた二代目の凄みに

周りにいた全員が凍り付くほどだった

シノア「・・・まあ いいでしょう、優さんのことだから 別に変な事はしていないと思いますからね それまで花火でも見ながら おやつを食べるとしますかぁー そういえば、ここは相撲の聖地でしたね それなら相撲で勝負つけません?相撲は文句ないんでしょぉ?」

「ええ、それなら・・どうぞ、土俵とまわしもお貸しいたしますよ」

フェリド「相撲かい?・・それは面白いね 一回やってみたかったんだ」

シノア「では、私が行司をやらせていただきまーす、東~、君月の富士~♪ 西~、零音~♪では 見合って、見合って~はっけよーい、のこったぁー!!」

君月「何で俺がこんなことしなきゃいけねえんだよ!!恥ずかしー!!」

レーネ「フェリド様、やると言っておいて、なぜ私に・・・!?」

ラクス「いいじゃん、似合ってるし!!がんばれレーネ!!勝ったら飛行機で思う存分突っ込ませてやるぞー!!」

三葉「負けるな君月!!負けたら 丸坊主だからな!!!」

与一「苦しいよー、三葉さーん」

フェリド「しかし甘いモノばかりじゃ飽きちゃうね」

「それならお茶などはいかがです?私がお淹れいたしましょう」

フェリド「人間の『茶道』ってやつかい、いいねえー」

「・・・フェリドのダンナ、変な考えは起こさない方が身のためですぜ?」

フェリド「あっは~ん・・思ったより きっついねー」

「今日は優一郎くんの誕生日、あなた方もお祝いにいらしたんでしょう?戻られるまで、花火でも見てお楽しみください・・・」

一方、船に乗り込んだ優一郎は 相手と対峙した

優一郎「やっぱり、お前だったか・・・」

ミカエラ「優ちゃん・・!!」

そして二人は花火が打ち上げられる中で抱き合った

ミカエラ「優ちゃん・・僕、ずっとさびしかったよ!苦しい思いもたくさんしたけど・・・優ちゃんがいるから・・がんばってこれたんだ」

優一郎「ごめんなミカ、お前も苦しかったんだな・・・」

ミカエラ「謝るのは僕のほうだよ・・ごめんね 吸血鬼になっちゃって、優ちゃんは こんな僕を嫌いになったよね?」

優一郎「嫌いになんか・・なるわけないじゃねえか、お前は俺の大切な家族だ・・・心配するなミカ、お前を人間に戻す方法はきっと見つけて見せる」

ミカエラ「優ちゃん・・・やっぱり、優しいんだね、僕も人間の呪術から優ちゃんを助ける方法をきっと見つけて見せるから・・今日は優ちゃんの誕生日だったよね!?僕からの贈り物さ」

仕掛け花火に火が付き、そこに色鮮やかな閃光と共に文字が浮かび上がる

優一郎「覚えていてくれたのか・・ありがとうな、ミカ」

ミカエラ「お誕生日 おめでとう、優ちゃん!!大好きだよ・・!!」

優一郎「派手に泣かせるじゃねえか!!こいつめ!!」

二人を乗せた船は、これから二人の通る道を照らすように、火花が飛び散る川を流れていった

それがどういう運命をこの二人にもたらすのかはわからないが

彼らにできる事はただ一つ、前に進むしかなかったのである

アンケート:優一郎さんの初めての誕生日・・・祝ってやってください

どんな結末を迎えても、二人の仲は、とても美しいものですねClose
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