ジーンピクシブ「ゆるキュンBL（ボーイズライフ）マンガ原作コンテスト」 受賞作品
ゆるくてキュンとする☆BL（ボーイズライフ）をテーマにしたマンガの原作小説を募集した本コンテストには、600以上の応募作品が集まりました。たくさんのご応募ありがとうございました。
応募要項を見る
大賞
賞品：賞金10万円＋ジーンピクシブにてコミカライズ連載・単行本化 （※大賞の受賞は1名とお知らせしておりましたが、クオリティの高い作品が数多く集まったことを受け、2名を選出とさせていただきました。）
SNSでつながった、フツーな二人のフツーな日常。
ファッションコーディネートのSNS『コーデ』で、投稿を続ける想太。
洋服が大好きだけど、「色白・猫っ毛・身長が低い」のが、とにかくコンプレックス。
そんなコンプレックスをカバーするために考えたコーデが人気を集めて、じわじわとフォロワーを増やしている。
顔出しは絶対NG。
誰にも言わずにこっそり投稿を楽しむ想太だけど、王子と呼ばれるインフルエンサー『ナオ』に、ぎゅーんとハートをもっていかれて……。
SNSではナオさんの更新にドキドキ。
リアルでは大学デビューでドキドキ。
どうにかデビューを無事にこなして、地味～な佐々木と意気投合。
だけど、ある日突然佐々木が変身して……？
猫背は？ 敬語は？
うっとうしいサラサラ前髪の、地味～な佐々木はどこいった？
モテモテ王子のナオさんと、地味でしっくり落ち着く佐々木。
想太をきゅんきゅんさせるのは、どっち？
大学デビューの二人が過ごす、ゆるっとキャンパスライフ。
ファッションコーディネートのSNS『コーデ』で、投稿を続ける想太。
洋服が大好きだけど、「色白・猫っ毛・身長が低い」のが、とにかくコンプレックス。
そんなコンプレックスをカバーするために考えたコーデが人気を集めて、じわじわとフォロワーを増やしている。
顔出しは絶対NG。
誰にも言わずにこっそり投稿を楽しむ想太だけど、王子と呼ばれるインフルエンサー『ナオ』に、ぎゅーんとハートをもっていかれて……。
SNSではナオさんの更新にドキドキ。
リアルでは大学デビューでドキドキ。
どうにかデビューを無事にこなして、地味～な佐々木と意気投合。
だけど、ある日突然佐々木が変身して……？
猫背は？ 敬語は？
うっとうしいサラサラ前髪の、地味～な佐々木はどこいった？
モテモテ王子のナオさんと、地味でしっくり落ち着く佐々木。
想太をきゅんきゅんさせるのは、どっち？
大学デビューの二人が過ごす、ゆるっとキャンパスライフ。
北川晴陽は小説投稿サイト『ピクスター』で投稿者Namiが書いたボーイズラブ小説の更新が毎日の楽しみ。
ボーイズラブ小説を読んでいることは親友の智也にも秘密にしていた。
「本は好きだけど自分には書けない」そう思っていた晴陽。
しかし部長をしている文芸部の活動実績があまりにも何もないことが気がかりで、
部員にＢＬ小説コンテストにみんなで応募しよう！と提案する。
日頃遊んでばかりいた部員たちをなんとか説得し、
自分でもボーイズラブ小説を書くことになった晴陽だが思うように筆がのらず悩むようになる。
そんなある日、学内文集でNamiそっくりの文体を見つけて――？
小説を書くことを通じて心を通わせる少年たちの青春ボーイズストーリー。
ボーイズラブ小説を読んでいることは親友の智也にも秘密にしていた。
「本は好きだけど自分には書けない」そう思っていた晴陽。
しかし部長をしている文芸部の活動実績があまりにも何もないことが気がかりで、
部員にＢＬ小説コンテストにみんなで応募しよう！と提案する。
日頃遊んでばかりいた部員たちをなんとか説得し、
自分でもボーイズラブ小説を書くことになった晴陽だが思うように筆がのらず悩むようになる。
そんなある日、学内文集でNamiそっくりの文体を見つけて――？
小説を書くことを通じて心を通わせる少年たちの青春ボーイズストーリー。
優秀賞
賞品：賞金3万円＋ジーンピクシブにてコミカライズ検討
ある日の放課後、友人と帰ろうとしていたところに女子生徒から【運命の人と出逢える恋するアプリ】というアプリで運命の人を見せられた京野裕人。
運命の人?
占いなんてこれっぽっちも信じておらず、占いの結果をバカにしていた。
恋に関しても淡白だった京野だが……その日の帰りの電車の中で、出逢ってしまった。
アプリで見せられたイラストに似た……男子生徒。自分の人生を変えるかもしれない運命の相手。
そんなまさかと思いながらも……心はすっかり彼に絡め取られていた。
恋愛に淡白だと思っていた自分をどんどん変えられていく、知れば知るほど彼に引かれていく……。
奥手になって声すら掛けられないまま……それでも何とか彼の小さな情報を得ては、彼との繋がりを持ちたいと小さな努力を重ねていく毎日を過ごしていた。
そんなある日、運命が交わる日がやって来た。
唐突に交わった二人の人生は、アプリで見た占い結果をなぞる様に少しずつ距離を縮ていくのだろうか?
運命の人?
占いなんてこれっぽっちも信じておらず、占いの結果をバカにしていた。
恋に関しても淡白だった京野だが……その日の帰りの電車の中で、出逢ってしまった。
アプリで見せられたイラストに似た……男子生徒。自分の人生を変えるかもしれない運命の相手。
そんなまさかと思いながらも……心はすっかり彼に絡め取られていた。
恋愛に淡白だと思っていた自分をどんどん変えられていく、知れば知るほど彼に引かれていく……。
奥手になって声すら掛けられないまま……それでも何とか彼の小さな情報を得ては、彼との繋がりを持ちたいと小さな努力を重ねていく毎日を過ごしていた。
そんなある日、運命が交わる日がやって来た。
唐突に交わった二人の人生は、アプリで見た占い結果をなぞる様に少しずつ距離を縮ていくのだろうか?
祖父から受け継いだコインランドリーを経営している湊晃（みなとあきら）は、客としてきていたとある高校生と出会う。「乾燥機が動かないんですけど」そう言う高校生は整った容姿をしていたが、とても無表情であまり感情の起伏がない。
エアコンの装備もない古びたコインランドリー。
高校生を気遣ってジュースを差し出すと、彼は後日、お礼だと言ってクッキーを差し出してきた。高校生の名は香月慎太郎（かつきしんたろう）という。湊は徐々に本音を漏らす香月のことを、弟のように可愛がる。そして香月もまた天真爛漫な湊のペースに巻き込まれ、だんだんと心を許すようになってゆく。
アラサーの管理人とイケメンな男子高校生。
普段なら絶対に交差することのない二人の人生が歯車のようにくるくると交わり回ってゆく。
ある日、とある理由で臨時休業していた店の前で、香月は湊のことを待っていた。熱中症になりかけている香月を介抱する湊は、自分の中にある香月への思いにわずかな違和感を抱くことになる。
それでも平和に過ごしていた夏の日、湊がホモである事を知り、香月は湊から逃げるように去ってしまう。
果たして二人の関係はどう変わってゆくのだろうか。
エアコンの装備もない古びたコインランドリー。
高校生を気遣ってジュースを差し出すと、彼は後日、お礼だと言ってクッキーを差し出してきた。高校生の名は香月慎太郎（かつきしんたろう）という。湊は徐々に本音を漏らす香月のことを、弟のように可愛がる。そして香月もまた天真爛漫な湊のペースに巻き込まれ、だんだんと心を許すようになってゆく。
アラサーの管理人とイケメンな男子高校生。
普段なら絶対に交差することのない二人の人生が歯車のようにくるくると交わり回ってゆく。
ある日、とある理由で臨時休業していた店の前で、香月は湊のことを待っていた。熱中症になりかけている香月を介抱する湊は、自分の中にある香月への思いにわずかな違和感を抱くことになる。
それでも平和に過ごしていた夏の日、湊がホモである事を知り、香月は湊から逃げるように去ってしまう。
果たして二人の関係はどう変わってゆくのだろうか。
「青春を効率的に謳歌するために兄弟、友人、部活仲間、そして……僕の恋人になって欲しい。この一年限定でね」
カメラが趣味の高校二年生、有坂慧(ありさかさとり)の前に現れたのは人気アイドルグループ『プルガトリオ』のセンターを務めていた朝霧郁真(あさぎりいくま)だった。
『プルガトリオ』は十代の少年青年ばかりを集めた男性アイドルグループで、世界的に人気を博する、中高生の憧れのような存在。しかし昨年末、一年間の活動休止を宣言して表舞台から姿を消してしまっていた。
そんな雲の上の存在のような人間が家族になり戸惑う慧を更に困惑させるように、郁真はある提案を持ち掛けた。
一年間という短い活動休止期間を無駄なく有意義に過ごすため、兄弟、友人、部活仲間、恋人になって欲しい。その代わり、慧専属のモデルとして撮影の被写体を特別に引き受ける、という内容だった。
目立つことが大の苦手な慧は始めこそ全力で拒否したが、トップアイドルを撮影出来るという誘惑と、郁真の言葉巧みな誘いに負け、申し出を引き受けることになってしまう。
かくして二人は赤の他人から、奇妙な関係を持つことになった。
平日は友人として学業に励み、放課後は部活仲間として一緒に撮影に繰り出し、兄弟としてゲームで競い、休日は人目を忍んでデートに出かける。
時には元メンバーや友人たちをも巻き込み、二人はどこか不思議でズレた日常を楽しみまくる！
目まぐるしく変わる郁真との関係に戸惑いつつも楽しさを覚えていく慧は、次第に郁真へと惹かれていく。
しかし、人気者の郁真との関係に負い目を感じてしまい──
友人として家族として、恋人として……多関係な二人は七色の青春を謳歌する。
元トップアイドル×平凡男子高校生が送る、日常系BLラブコメディー！
カメラが趣味の高校二年生、有坂慧(ありさかさとり)の前に現れたのは人気アイドルグループ『プルガトリオ』のセンターを務めていた朝霧郁真(あさぎりいくま)だった。
『プルガトリオ』は十代の少年青年ばかりを集めた男性アイドルグループで、世界的に人気を博する、中高生の憧れのような存在。しかし昨年末、一年間の活動休止を宣言して表舞台から姿を消してしまっていた。
そんな雲の上の存在のような人間が家族になり戸惑う慧を更に困惑させるように、郁真はある提案を持ち掛けた。
一年間という短い活動休止期間を無駄なく有意義に過ごすため、兄弟、友人、部活仲間、恋人になって欲しい。その代わり、慧専属のモデルとして撮影の被写体を特別に引き受ける、という内容だった。
目立つことが大の苦手な慧は始めこそ全力で拒否したが、トップアイドルを撮影出来るという誘惑と、郁真の言葉巧みな誘いに負け、申し出を引き受けることになってしまう。
かくして二人は赤の他人から、奇妙な関係を持つことになった。
平日は友人として学業に励み、放課後は部活仲間として一緒に撮影に繰り出し、兄弟としてゲームで競い、休日は人目を忍んでデートに出かける。
時には元メンバーや友人たちをも巻き込み、二人はどこか不思議でズレた日常を楽しみまくる！
目まぐるしく変わる郁真との関係に戸惑いつつも楽しさを覚えていく慧は、次第に郁真へと惹かれていく。
しかし、人気者の郁真との関係に負い目を感じてしまい──
友人として家族として、恋人として……多関係な二人は七色の青春を謳歌する。
元トップアイドル×平凡男子高校生が送る、日常系BLラブコメディー！
歌舞伎町の片隅で営まれている花屋でバイトをする大学生の「長門 友春」は、ある日店に訪れた裏社会に生きる男「藤月 段」を接客したことをきっかけに、彼と接点を持つことになってしまう。どういうわけか気に入られてしまった長門は、来る日も来る日も注文の品を自分にプレゼントする藤月を無下にも出来ず、何度も顔を合わせることになっていく。そうして藤月の人となりを知り、やがて、徐々に絆されていく自分に気付く。そんな中で、ある日のこと。いつものように注文の花を包んだ長門に対し、藤月はその花束を大切そうに持ち帰ってしまう。決してうぬぼれていたわけではないものの自分にプレゼントされなかったことに、長門は落胆にも似た形容しがたい気持ちを自覚する。その日を境に店に訪れなくなった藤月をもどかしく思う間もなく、彼が大怪我をしたとの情報が藤月の部下から長門のもとへ届けられる。自分が愛想を尽かされたわけではないことにほっとしたこと、怪我をしたと聞き心配したこと、それがどういう感情からもたらされたものであるのか長門の中ではまだ結論が出ない中、藤月の方から「どうして長門の前に何度も姿を現したのか」その理由である彼の思いを告げられる。長門からの明確な返答こそ無かったものの、彼の中で誤魔化し切れない好意の芽生えがあることを見ぬいた藤月は、それからも変わらず花屋に通い続けることにしたのだった。
佳作
賞品：賞金1万円
社畜である遠藤修介には、毎朝挨拶をする相手がいた。
小料理屋・すみれ亭を経営する同級生の二宮海斗である。
会社の上司に手ひどく叱られたある日の帰り、
修介は店じまいをする海斗に呼び止められる。
一人暮らしを始めてから食事はコンビニで済ませていた修介に、
海斗は閉店後のすみれ亭で食事を出してくれる。
人の作った温かいご飯を久しぶりに食べてほっとし、修介は泣き出してしまう。
「今度は営業時間内に」と海斗と約束して、修介は満ち足りた思いで家へと帰る。
それからというもの、海斗は修介に弁当を持たせてくれるようになる。
中学の同級生といえど、二人が同じクラスにいたのは一年間だけだったので、
なぜ海斗はこんなにも気遣ってくれるのかと修介は疑問に思う。
そして約束通り、修介はすみれ亭へ食事へ行く。
馴染みの客に勧められ、久しぶりにお酒を飲んだ修介は座敷で寝てしまう。
まだ酔いが残っているうちに起きた修介は、海斗に心無い発言をする。
いつもの笑顔を曇らせた海斗の様子が気になって仕方ない修介だったが、
「今日はもう帰った方がいい」と言われてしまう。
小料理屋・すみれ亭を経営する同級生の二宮海斗である。
会社の上司に手ひどく叱られたある日の帰り、
修介は店じまいをする海斗に呼び止められる。
一人暮らしを始めてから食事はコンビニで済ませていた修介に、
海斗は閉店後のすみれ亭で食事を出してくれる。
人の作った温かいご飯を久しぶりに食べてほっとし、修介は泣き出してしまう。
「今度は営業時間内に」と海斗と約束して、修介は満ち足りた思いで家へと帰る。
それからというもの、海斗は修介に弁当を持たせてくれるようになる。
中学の同級生といえど、二人が同じクラスにいたのは一年間だけだったので、
なぜ海斗はこんなにも気遣ってくれるのかと修介は疑問に思う。
そして約束通り、修介はすみれ亭へ食事へ行く。
馴染みの客に勧められ、久しぶりにお酒を飲んだ修介は座敷で寝てしまう。
まだ酔いが残っているうちに起きた修介は、海斗に心無い発言をする。
いつもの笑顔を曇らせた海斗の様子が気になって仕方ない修介だったが、
「今日はもう帰った方がいい」と言われてしまう。
恋も濡れ場も始まらない、日常系オメガバース。
性別β（ベータ）、平凡な大学生の[俺]は、今日もアルバイトに精を出す。
この世界は、頭脳も身体能力も優秀なα（アルファ）、一般人のβ（ベータ）、そして月に一度発情し、αやβを魅了させるフェロモンを出すΩ（オメガ）に分けられるのだが——
[俺]はさっぱり、フェロモンが知覚出来ないのだ。だからいっつも、何処か世界から外れている気がする。βだし、普通の振りをしているけれど。
アルバイト先のΩ専門結婚相談所（大手結婚相談所の分室扱い）の[所長]は、年齢不明の年上で、正直これが社会人かって思うと絶望したくなるレベルの変な奴。寝汚いし、すぐサボるし、適当にダラダラ食ってばかりで、年上の、社会人の風上にも置けない、適当な人間で……
だけど、なんでだろう。この人の隣に居ると、息が出来る気がするのは。
[所長]のうなじには、はっきりと噛み痕があるのに。
……[所長]は昔、誰かの番（もの）になったΩなのに。
大学生アルバイター男子β×ゆるふわ結婚相談所経営アラサーお兄さんΩです。
性別β（ベータ）、平凡な大学生の[俺]は、今日もアルバイトに精を出す。
この世界は、頭脳も身体能力も優秀なα（アルファ）、一般人のβ（ベータ）、そして月に一度発情し、αやβを魅了させるフェロモンを出すΩ（オメガ）に分けられるのだが——
[俺]はさっぱり、フェロモンが知覚出来ないのだ。だからいっつも、何処か世界から外れている気がする。βだし、普通の振りをしているけれど。
アルバイト先のΩ専門結婚相談所（大手結婚相談所の分室扱い）の[所長]は、年齢不明の年上で、正直これが社会人かって思うと絶望したくなるレベルの変な奴。寝汚いし、すぐサボるし、適当にダラダラ食ってばかりで、年上の、社会人の風上にも置けない、適当な人間で……
だけど、なんでだろう。この人の隣に居ると、息が出来る気がするのは。
[所長]のうなじには、はっきりと噛み痕があるのに。
……[所長]は昔、誰かの番（もの）になったΩなのに。
大学生アルバイター男子β×ゆるふわ結婚相談所経営アラサーお兄さんΩです。
三つの願い事を書くと誤差を生じて叶えられる高校二年生の名瀬家叶(なぜかかなう)は、女子に人気の一年生、保住茂(ほずみしげる)に、壁ドン、床ドン、股ドン、顎クイ、お姫様抱っこをキメられる。自身の入学式の日に花粉症によって涙ぐむ叶に出会うと一目惚れしたと告白してきた保住は、人に秘密にしていた【１、好きだと告白される】【２、好きな人とキス出来る】【３、彼女が出来る】という叶の願い事を知って、自ら叶えると宣言して、保健室で眠る叶の頬に口付けたり、しょっちゅう叶に好きだといっては何かと構ってくるようになる。そんな保住に戸惑いながらも馴染み始める叶。保住に、彼女が出来るという願い事を叶えようと女子生徒を紹介されることになるが、それが本心ではないと見抜き、自分なりの願いの叶え方で保住の気持ちに応えようとする。お互いに好きだと伝え合い、彼女の紹介を断ろうとするが、実際には漫画の中で叶えようとすることだった。