【スキイチpixiv】8月企画「古今妖怪録」（小説部門） 受賞作品
2020年9月27日（日）まで開催された、「古今妖怪録」の結果発表を行います。
このたびはたくさんのご応募、誠にありがとうございました。
数多くの素晴らしい作品の中から見事、受賞の栄冠に輝いたのは、こちらのみなさまです。
このたびはたくさんのご応募、誠にありがとうございました。
数多くの素晴らしい作品の中から見事、受賞の栄冠に輝いたのは、こちらのみなさまです。
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古今妖怪十傑賞
Amazonギフトコード 1万円
貸出骨董店『つくも』の店主は、その店の名の通りに付喪神を「貸し出し」ている。
真っ白で何の力もない付喪神から、人へと干渉する力を得た灰色の付喪神まで、モノと者の願いが沿う限り、店主は付喪神を貸し出す。
今回語りますは、不治の病にかかる少女と、涼やかな夏の風物詩『風鈴』より変じたモノノケのお話でございます。
真っ白で何の力もない付喪神から、人へと干渉する力を得た灰色の付喪神まで、モノと者の願いが沿う限り、店主は付喪神を貸し出す。
今回語りますは、不治の病にかかる少女と、涼やかな夏の風物詩『風鈴』より変じたモノノケのお話でございます。
妖怪と人間が共存する摩天楼市。
人間だけで構成された警察と、妖怪だけで構成された探偵社。
焼死体が発見されたことで浮かび上がる人間と妖怪の差。その時新米刑事の曲ヶ瀬（まがせ）は何を思い、どう行動を起こすのか。
人間だけで構成された警察と、妖怪だけで構成された探偵社。
焼死体が発見されたことで浮かび上がる人間と妖怪の差。その時新米刑事の曲ヶ瀬（まがせ）は何を思い、どう行動を起こすのか。
ある夜、鬼が哭いていた。
愛しきものに裏切られ悲しみに暮れ、自ら鬼となった。
築き上げたものを壊すようになった。
友の存在すら忘れてしまった。
大切なものを失った鬼は、死してなおも、未来永劫、怨み続ける。
愛しきものに裏切られ悲しみに暮れ、自ら鬼となった。
築き上げたものを壊すようになった。
友の存在すら忘れてしまった。
大切なものを失った鬼は、死してなおも、未来永劫、怨み続ける。
妖怪党が棲む『妖怪郷』のお話です。はたして、人が近づかない山中深くに妖怪だけで閉じこもっていることはできるのか。『妖怪郷の暮らし』に焦点をあてて、山中に出現する妖怪たちを紹介して行きたいと思います。
実際には人間と関わりを絶つことは不可能で、妖怪郷はすでに江戸中期には藩の役人に発見されていました。それがどうやって現在でも人目を逃れて暮らすことができているのか。お話が進むにつれて、謎は少しずつ解明されていきます。
実際には人間と関わりを絶つことは不可能で、妖怪郷はすでに江戸中期には藩の役人に発見されていました。それがどうやって現在でも人目を逃れて暮らすことができているのか。お話が進むにつれて、謎は少しずつ解明されていきます。
猫又のアカネは雨が嫌いだ。衣服が濡れると重いし、何より母が居なくなってしまうからだ。梅雨が近づく頃、アカネは母に、山のふもとには何があるのかと聞いた。母はきつい口調で「あそこは人間が住まう処です。絶対に近づいてはなりません」と答えた。アカネは人間が見たくて、母の言いつけを破ってしまう。そしてそこで見たものとは――。
