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"ショートヘアガールズトーク", is tagged with「百合文芸」and others.

サリーは懲りずに恋をする。勢いで付き合うから、その交際は続かない。でも、毎回きっ...

詠野万知子

ショートヘアガールズトーク

詠野万知子

11/20/2018 21:11
サリーは懲りずに恋をする。勢いで付き合うから、その交際は続かない。でも、毎回きっちり失恋に傷ついて、必ずアンに泣きつくのだ。それをアンは快く思わない一方で、とても待ち遠しく感じてしまう。なぜなら、アンはサリーが好きだから。でも、ぜったいに言葉にはしない。サリーの失恋を慰める。その唯一絶対のポジションに甘んじて、今日もサリーの部屋を訪れる。

部屋で待っていたサリーは、こともあろうかトレードマークのふわふわウェーブロングヘアを思いっきり短く切っていた。人はなぜ失恋に伴い髪を短くするのか。恋愛感情は髪に宿るものなのか? ショートヘアのアンは思案する。髪の毛と恋愛感情の関連性について。(『ショートヘアガールズトーク』)

それから冬が来て、サリーは相変わらず失恋していた。おでんとアイスをひっさげて、アンはサリーの部屋を訪れる。泣きはらした目でサリーは言った。「私は、呪われたお姫様になりたい」なぜなら、呪いをとく運命のキスが、生涯の伴侶を明確にするためだ。(『いつか王子様が』)

やがてサリーの髪が伸び、二人は映画館へ向かう。同じく髪を伸ばしたアンへ、サリーは尋ねた。「恋をしてるの?」頷いたアンを見て、サリーの胸中に訪れた感情とは。(『ロングヘアガールズトーク』)
失恋と初恋の掌編三部作。