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この作品 「からっきし又右衛門」 は「オリジナル」「荒木又右衛門」等のタグがつけられた作品です。

<<梗概>> 日本三大仇討ちの一つ鍵屋の辻の仇討ちで名を...

Y.I

からっきし又右衛門

Y.I

2016年12月8日 08:12
<<梗概>>
 日本三大仇討ちの一つ鍵屋の辻の仇討ちで名を馳せた荒木又右衛門は、鳥取藩の城内に与えられた居室で、妻であるみのを前にして四年前の事を振り返っていた。
 寛永十五年(一六三八年)、鍵屋の辻の仇討ちから五年の歳月を経て鳥取藩に召し抱えられた又右衛門は、未だに仇討ちの不服を唱える仇側を擁護した旗本衆の放つ刺客に、命をつけ狙われる日々を送っていた。
 その日々に、名も歳も一緒。体躯もよく似た男、佐々木又右衛門(後に改名して又佐)を巻き込む事になってしまう。
 その又佐は、父・清左衛門が関わったある刃傷沙汰をきっかけに、武士の魂である刀を封印し、一回り年下の妻の小雪にも子宝を授ける事も出来ずにいる事から、臆病者で種無しの『からっきし又右衛門』と揶揄されていた。それでも又佐は、風評をものともせずに暮らしていた。
 だが又右衛門と出会う事により、仇討ちの裏に潜む旗本衆と外様大名(鳥取藩)の面目争いに巻き込まれ、又右衛門の身代わりとしてその命を差し出し、事を終結させよとの下知を下されてしまう。
 縁戚筋として又佐を助けたいと思いながらも、藩を守り抜かねばならない重圧を背負う主席家老の荒木志摩。そして愛する者を失い、志摩の影となりて付き従う陽炎。
 愚痴の一つも零さず、又佐をずっと慕い続ける妻の小雪。刃傷沙汰を機に精神を病んでしまった父の清左衛門。そしてこの諍いのきっかけを生んでしまった荒木又右衛門が、それぞれの思いを抱きぶつけあいながら、又佐最期の時を迎えて行く。
 寛永十五年(一六三八年)八月二十八日、陽炎の段取りで刺客に斬られるのを待つ身の又佐は、身体の感覚を奪い眠りを誘う薬を飲み干して、その時を待った。だが感覚は失えど眠りに陥る事はなく、又佐は刺客が己を斬り殺した後で小雪を襲う腹づもりである事を知り、何としてでも感覚を取り戻して刺客達を討ち果たそうと躍起になる。だが志摩より、荒木又右衛門として又佐の命を奪い、刺客の口から旗本衆へその死の報告をさせる様にと厳命を受けている陽炎は、そんな又佐と対峙する事となる。そしてようやく又佐の子を宿した小雪、清左衛門、そして又右衛門が、又佐が身代わりとなって逝く事に気付き、その命を救わんと走り出す。
 だが先に着いた又右衛門、そして小雪が目にしたのは、陽炎に止めを刺されて倒れ伏す又佐の姿であった。
 そして又右衛門がその話を語り終えた時、一つの奇跡が起こるのだった。
 それは…。
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