人智の及ばない物事に対して、生まれ持った図太さ一本で立ち向かう人間…というのがとっても大好きな構図でした。キャラクターの鬼気迫った表情や絵柄に引き込まれました。1話完結らしいのですが、この後もゲダラと共生していくワサビくんが見たいです！

本作は2015年に「good！アフタヌーン」10号へ掲載された、（投稿以外での）初めての読切漫画でした。 単行本収録などの予定がない事からpixivへ投稿させて頂いたのですが、 念を込めて描いた漫画のため思い入れも強く、こうして年月を経て日の目を見る機会を頂けて嬉しいです。 右も左もわからない当時、頑固な自分へ細やかにご指導頂いた当時の担当さんには頭が上がりません。 どうぞよろしくお願いいたします。

ただ楽しく表現をすることの難しさが、切ないお話の中に詰まっていて、何度も泣いてしまいました。作中と違い現代は戦時中ではありませんが、作ったものは必ずしも他者に意味を与えないといけない、意味がある方が凄い、という風潮は残っています。けれど本当は、子供が描いた好きな物の絵も、大人が描いた好きな物の絵も、まず描いた本人の為にある。値段ではない価値がそこにある。そうあって欲しい、という切なる気持ちになりました。ものを作るものの端くれとして、色んなことを考えさせてもらいました。

この度はご紹介頂き、本当にありがとうございます。私にも主人公と同じように長いスランプ時期があり、もう二度と絵は描きたくないと思っていました。創作は苦しみもありますが、喜びもあると、最近ようやく気付くことができ、この作品を描きました。気に入って頂けましたら、とても嬉しいです。

バレンタインにチョコをもらいたい男子高校生2人の、 あまりにも可愛らしい日常に癒され、心奪われました！ どこまでも優しく心温まるボーイズのやりとりに、 読んでいるこちらまで思わずにっこり穏やかに 微笑んでしまいます。とっても続きが読みたいです、 そしてずっといくらでも読んでいたい…。 個人的には、主役の男の子2人の友人である 竹田くんと吉くんのこともとっても気になっています。 これからも応援しています、そしてすてきな作品をありがとうございます♪！

この度はご選出頂きありがとうございます！まさかのつづ井さんに選んで頂けるとは…！大変恐縮＆光栄に思っております。またpixivで読んでくださった方にも、改めて感謝いたします。こちらの作品はたまたま公園で見かけたカモの寝姿の可愛さに感動して生まれたので、あの時出会えたカモにも感謝です。

読み進めるうちに直感で理解してしまった。「僕が求めていた青春とはこれだ！」と。 高校生（男子校）当時、いずれ訪れる大学生活に漠然とした期待しか持っていなかった。 「飲み会」「サークル」「ゼミ」、、、なんか大人っぽくてかっこいい！ この作品の登場人物はみな、『なんか大人っぽい』んですよね。 でも、読み終えた時に感じたのは、『誰かのために、という優しく温かいもの』。 自分は今も「優しい大人」になりたいんだなと気づくことができました。

「姫と騎士たち」たくさん読んでいただきありがとうございました！ 書きはじめた頃はまさかこんなにたくさんの方に読んでいただけることになるとは全く思っておりませんでした…。 読んでくださった皆さま、書籍に関わってくださった皆様に感謝しかないです！ 漫画を読む方にも書く方にも楽しんで頂ければと思います。‬

ふとカットインするICUの天井のスケッチにひどく動揺した。リアルを描くマンガに突然、剥き出しのリアルが入り込んでくる。開頭手術の後、目覚めたベッドでマンガ家は見えたものをスケッチする。顔の腫れで視界が塞がって “見えない視野にはいろんな美しいモノが映った” という。きれいな砂浜、美しい地層、まっ赤な革、マンガ家が見たヴィジョンをマンガを介して読者が見ている。闘病記としてもめちゃくちゃおもしろいし、それ以上にマンガという「世界を切り取る装置」が作動するのを目撃してしまったようで、ゾワゾワする！

クモ膜下出血発症から元の生活に戻るまでの体験記です。 病後の自宅療養中に漫画をまた描くことができるかどうか不安になり、リハビリとして当時の記録と記憶から描き起こしました。

2020年、最もユーザーの皆さんからブックマークされた全年齢作品です。子どものころに「人魚姫」を読んだとき、悲しいお話と思いながらも描写が美しくて、夢中でページをめくったのを思い出します。作品冒頭、自らの体に出てきた「鱗」を絆創膏で隠すさまもまた、切なくも美しい一場面でした。自分の望まないものに勝手に変化していく焦り、不安感が美しく描かれています。しかしそれでも手を取り合って一緒に生きていける、そんな強さと優しさを感じる作品でした。

恋愛もの...特に女性が主役の物語には自分自身を捧げてこそ深い愛であるという描写が多いで すよね。まさに人魚姫もそういったお話かな、と思います。 そのようなストーリーもドラマティックで大好きなんですが、このお話では現代の人魚姫は何も 失う必要はない、という気持ちで描きました。楽しんで読んでいただければ嬉しいです。

Twitter生まれ、pixiv育ち、マシーナリーとも子は、だいたい友だち。女子高生・ハンバーガーちゃん（の姿で、作者）の現実の生活をそのままかわいい絵日記として毎日Twitterに投稿するという、VTuberのようでVTuberではない、古いようで新しい、Webマンガとしてありそうでなかったスタイルを確立した作品です。

「今日は絵を描いたぞ」と言う自己肯定感を得てぐっすり眠るためと絵の練習のために続けていた自分の日常を女子高生アバターに置き換えて描いてるハンバーガーちゃん絵日記ですが、pixivになぜか気に入ってもらえたのかこんなことになりました。多分髪の色がpixivと一緒で水色だからだと思います。ありがとうございます。

就活がどこにも引っかからず、路頭に迷っていた落ちこぼれのサキュバスさん。そんな彼女を拾ったことから始まる同居生活。ノノさんのかわいらしさと優しさにいつも癒されております。そして飼い猫のミケがかわいくて、とても頼りになって……。ミケの一生懸命なところ、ちょっと空回ってしまうところも含めて大好きです。かわいい日常の傍ら、ドキドキする展開もあったりでストーリーからも目がはなせません！

pixiv創作マンガ2021の作品に選出して頂きありがとうございます！ 自分がTwitter漫画を描き始めたのは1年半ほど前からで、2021年はまさにTwitter漫画というものに一番向き合った年でした。 そして幸運にもこのような評価をしていただけたのはとても嬉しいです！

好きだ……としか言えなかったです。淡々と描かれるゆうやと柿本のやりとり。柿本の独特な雰囲気に、読んでいるうちにどんどん引き込まれていってしまいます。仲良くしているからといって流されるわけではない、自分自身の揺らがなさが本当にカッコいい。ゆうやのとげとげしい態度が徐々に解れていくのもかわいくて、この2人から目が離せなくなってしまいました。兄や周りの友人も交えた話もまた軽くて、青春の空気感が大好きな作品です。

これでもかっていうくらいド直球な男子一人称進行の恋愛漫画です。10代の恋はずっと無敵だと思います。