1 名前:オムコシ ★ 転載ダメ©2ch.net[ageteoff] 投稿日:2015/10/13(火) 11:12:25.31 ID:???
ぼくがKADOKAWA×はてなの小説投稿サイトに一番求めること
http://kaku-yomu.kadokawa.jp/今アイディアとか意見とかいろいろ募集してるみたいなので増田にちょっと書いてみる。
縦書きがどうのとかルビがどうのとかそんな瑣末なUIの差ぶっちゃけどうでもいい。
自分が一番この企画に求めることは「『小説家になろう』とかいう小説投稿サイトを潰す」ということだ。
Web漫画って面白いよね。
ワンパンマンのバトルは熱いし、オナマスも捻くれてて面白い。
非商業物に限定してもバトルラブコメギャグスポ根といろんなジャンルがあって、いろんな作品が評価されてて、
自分がWeb漫画という存在を知った際は本当にいろんな作品を読んだ。
勿論画力や作品全体のクオリティに差はあったけれど、普通の商用誌に載ってる作品と遜色ない
クオリティの作品が無料で読めるWeb漫画を読めば読むほど好きになっていった。
そして自分はWeb小説という存在を知った。
「Web漫画がこれだけ面白いのだからWeb小説はどれだけ面白いんだろう」自分は期待した。
どうやらWeb小説というのは『小説家になろう』という小説投稿サイトに投稿するのが最もスタンダードらしい。
ということで無難にそのサイトのランキングを少し見てみた。
「ニートが異世界転生してチート能力で云々~」
おう、いきなりパンチの効いた作品があるな。
でもこういう作品も需要あるのかな。別の作品にも目を向けてみよう。
「ネトゲ廃人がRPGの世界に転生して美少女ハーレムをかんぬん~」
なんだこれは、よく見たらこんなのばっかじゃないか。
もしかして変なカテゴリのランキングを見てるのか?
とりあえず安全そうな文学カテゴリを見てみよう。
「魔王に異世界転生して美少女勇者が~」
「異世界転生してツンデレお嬢様と~」
いやいや、おかしいだろ、なんで文学カテゴリがこんなエロ漫画みたいな作品で溢れてるんだ。
運営は何も言わないのか?
じゃあもっと安全にこのサイト経由で出版した作品というのを見てみよう。
「オタクがゲームの世界に閉じ込められて~」
「気づいたらネトゲの世界に転生していて~」
「自称劣等生が魔法で~」
http://anond.hatelabo.jp/touch/20151011171947*続く
2 名前:オムコシ ★ 転載ダメ©2ch.net[sageteoff] 投稿日:2015/10/13(火) 11:12:51.75 ID:???
>>1の続き
なんだこれは、もはやこれは小説家になろうじゃなくて異世界転生小説家になろうじゃないか。
なんでこんなただでさえクラス内ヒエラルキー最下層のオタク向けと非難されやすいラノベの中の更に気持ち悪いところを凝縮したような作品ばかりなんだ。
いや、勿論食わず嫌いはよくないと思いその手のジャンルの作品を読んでみて面白い作品が存在するということは知ってるし、
ランキングの外を探せば異世界転生物以外の普通のミステリーとかもいっぱい存在することは知っている。
しかし、ランキングと出版されてる作品がこの手のジャンルに埋め尽くされてるということはそれ以外の作品が正当に評価される機会がどんどん奪われているということで、
Web漫画の場合は個人的感覚として、一定以上のクオリティの作品を投稿している作者は大体出版社に声をかけられて近いうちにプロになるか、自分がその作者の存在を知ったときにはもう既にプロになっている印象なのだが、
Web小説でこの流れをやるには
「一旦小説家になろうで異世界転生小説を書いて注目を浴びる」
↓
「なろうの運営元?の出版社からお声がかかる」
↓
「異世界転生作品を出版した後に普通のラノベを書く」
という流れになっているようで、Web小説家として注目されてプロになるには
一旦なろうで異世界転生小説を書くというクッションが必要になっているらしい。
これはもう狂気の沙汰じゃないか。
小説家になろうという小説投稿サイトがスタンダードになって、
そしてその中で異世界一辺倒に歯止めがなくなってからはWeb小説という括り
自体がクラス内ヒエラルキー最下層の人間向けになってしまっているようだ。
KADOKAWAとはてなには是非この風潮をぶっ潰してほしい。
小説家になろうとかいうWebサービスを、「あーあの昔流行ってた異世界転生好きのキモヲタ共の隔離場所ねw」
くらいの扱いになるまで叩き潰してほしい。
面白い作品を投稿する作者がいたらジャンルを問わず正当に評価されて、出版という形でもご褒美を与えられて、
Web小説というジャンル自体を一部のキモヲタしか楽しめない腐ったコンテンツから
小説好きなら誰でも楽しめるコンテンツに昇華する、そんな小説投稿サイトを作ってほしい。
まあ、第二のなろうになる可能性も少なからずあるとは思うけども・・・
*以上
どたばたSFアクション小説、完結しました!
肩のこらない楽しい読み物に仕上がったのではないか、と思います。
お読みいただければ嬉しいです!