母方の祖父は旧陸軍省勤務の職業軍人・そして父は15才で予科練に志願、しかし学科試験に落ちて海軍の方へ志願しました。基は軍系の家の出身です。現在でも国防に身を捧げようとする若い方には、尊敬の念を申し上げます。
ただ今~戦時下における性的マイノリティについて~と
~明治時代~近代においての男色関係について~研究をしています。現在LGBT関係の話題が入ると思いますが、アメリカでは全米で同性婚の公認にともない、米軍内でも同性愛者に対する差別をなくすために、長年の「聞かざる、見ない、話さない」という3原則を撤廃しました。各駐屯地・士官学校ではレインボーパレードを行なっています。
若い男性が多い職場はどうしても、機会的な同性愛を得やすい現場でもあります。差別や誤解をなくすためにも、若い人達に啓蒙していきたいと思っています。特に自衛隊は米軍との合同演習等があります。国際的な視野を持てる人になりましょう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
なぜ上記の研究を始めたのか?それは父の軍隊内での出来事からです。父は色白で華奢なタイプ、上官から”しらゆき”君とあだ名をつけられました。なにかの余興で女形を演じたら、古参兵や下士官からゲイセクハラの嵐に遭遇して、差出人不明のラブレターまで貰っています。戦前の旧軍は女性はいません、100%男性だけの世界です。しかし同性愛に関しては、暗黙の了解事項だったようですね。
軍内の醜聞に関しては、内容が内容ゆえに封殺されてきている事実もたくさんあり、今後の研究に期待する所です。
集団生活というかプライバシー、何それ、美味しいの?な場所ですが、適応できたならば楽しい職場ですよ。