Sketchfabとは直接関係無いんですが、VR閲覧に絡んだ驚きの最新機材があったのでその紹介です。
現在主流となっているVR装置はヘッドギア型の視覚装置が主流ですが、富士通の開発したzSpaceはこの対極とも言えるオドロキのVR装置でした。
ヘッドギア型がVR空間に立ち、全方位で体感するシステムだとすると、このzSpaceはパソコンワークに特化したVRシステムで、オドロキなのは文字通りのリアリティ!!
目の前のディスプレイ場に表示されたオブジェがほとんど現実の物体の臨場感・距離感・把握感いずれも寸分違わぬ迫力とリアルタイムレンダリングで確認出来る性能は体験させてもらって圧巻でした。
医療講習で運用されている心臓のモデルを専用のタッチペンで動かし遠ざけ近づけ、そして回しボタンで編集してテクスチャーのレイヤー層を開いて奥を見る。
こんな風な作業的な立体感がうっすらと軽い専用のメガネ(ディスプレイから発信される赤外線受信用メガネ)をつけて操作出来るので、机に座りディスプレイ場からVRを体験すると言う局面ではヘッドギア型をしのぐ俊逸さがありました。
しかしながらすでに外国では医療講習や学校での授業で徐々に普及しているものの、日本ではまだ実用されている数が少なく、個人で入手すると言う段階にはまだ実現してない、やや先の将来におけるVR機材となるみたいです。
SketchfabもこのzSpaceと連携したサービスで組むとより家庭に幅広く3DCG閲覧の凄さを普及させる事が出来るのになぁ・・・と感じさせられました。