■今までやってきた方法でうまくいかなくなったら

他のトピックでも似たようなことは言ってるんですが、だいたい、なんとなくやってきた場合に多いのですが、手法によっては技術の覚え方が一定段階で止まってしまうことがあります

なんとなくで覚えたりアバウトでやっていることに限界が来る場合があって、感覚だけでうまく行かない時期に突入した、ということも出来ます

もちろん、なんとなくでどんどん先いけちゃう人もいるんですが、少なくとも自分でうまく行けない場合、残念ながら自分は違います
自分がうまくいかない以上、それでうまくいく人のことなんか考えても仕方ないので、自分のためにも一旦立ち止まるのが大事です

そんな感じで、半年～1年ぐらい変化ないなーと思う場合、何かしら今までのやり方では問題があるので変える必要があります

例えば基礎を盛大にスルーしてたり、そもそもまとめるのがうまくなかったり、分析が出来ていなかったりなど理由は様々ですが、とにかくそういった大事な何かをスルーしたままの状態にあります

そのため、視野が足りなかったり狭まったり凝り固まったりして必要な物を見ることができなくなってしまい、新しい情報を得られなくなっている状態にあります
新しい情報が得られないと縮小再生産しかできなくなるし、改善ができなくなるので時代に置いて行かれます

そういった場合、まず初心者の手順からいちいち全チェックしてみてください
基礎の人体構造や立体の捉え方、指の描き方や鎖骨や胸の位置、胴回りの構造、股間から内腿や膝周り、足首など、自分の絵柄を一度考えないで、尊敬する絵描きさん5人ぐらいトレスしたり、教本を真面目に見返したりして、比較対照してみてください

困ったときは基本的に、振り返って比較するのがいいです
絵のどの段階でも起こりうるので、原点やいいものを大事にしてあげてください

案外、リボンの結び目一個綺麗にかけなかったりするものです
リアルなリボンと自分の絵を比べてみて、自分の描く結び目がやたら大きいようなら、先入感で目が曇ってしまい、物事を比較して見るということができなくなってたと考えていいです