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なんと、伝説の妖怪を見つけた播磨屋は、捕獲に成功。
メスカッパを捕まえてしまったのである。
そして、珍獣として見世物にして設けられないかと思案する。
カッパというのは人間らしい人格を持った生き物であることがだんだんわかってくる。ながらく一緒に生活している間に、播磨屋の心に何やら奇妙な感情が芽生えだす。
なんと、珍獣に恋してしまったのである。
播磨屋は、河童の娘を嫁に取ってしまったのである。
取引先の商人にカッパの嫁を紹介するも、妖怪を妻に持つ彼に不信感を抱く取引業者は、播磨屋との商談を断るようになってきた。
そして莫大な富を得たにも関わらず、その資産を食いつぶす人生がその後続く。
そんなある日、播磨屋とカッパの間に娘が生まれたのである。
黄桜と名付けられた娘はすくすく育ち、年ごろを迎えるのであるが、そんな半妖怪の嫁ぎ先など無いのである。
播磨屋は決心する。我が子をカッパの村に返そうと・・・
そして資材をなげうって、日本中を回り、まだ生息しているだろう、河童の村を探しまくった。
そしてとうとう、カッパ村を発見する。カッパの嫁と娘をカッパに返そうかと交渉に臨む播磨屋ではあるが、一度人間の世界に入り込んだ親子をまた村に戻すのはなかなか大変であった。そんなある日、三平と名乗る青年カッパが現れた。三平はカッパ村から勝手に離れては、人里に下りていき、人間の子供と遊ぶような子供時代を送っている。