「上には上が、下には下がいるんだなぁ」
「その前に正面を見ろよ」

「生きたいと思って死ぬ人間。死にたいと思って生きる人間。そこから導き出されるのは？」
「隣の芝生は青く見える。ただそれだけ」

「そんな話聞いてない」
「そんな話言ってない」
「何故、言わなかった」
「何故、言わないといけなかった」

「子どもに語れる思い出もないような生き方が成功というなら、おれ落ちこぼれでいいよ」

①相手の欠点や弱点を意地悪く遠まわしに非難すること。また、その言葉やさま。あてこすり。アイロニー。
②予想や期待に反し、思い通りにいかない・こと（さま）。
　　　　　　＠『大辞林第三版』

ここに書かれているものにはこの語義に何となくそぐわないのがあるのもまた皮肉。

「大丈夫？　変じゃない？」
「いつも通り変だから安心しなって」

「私のこと好き？」
「“私のこと好き？”とかいう質問をしてくる時以外は割と」

「誰も僕を評価してくれないなら、自分で過大評価するしかないだろ」
「そういう奴を世間は”ナルシスト”と誹るんだよ」

「生きてるか？」
「ああ。でも死ぬ程痛ぇ」

> 淋彬（休止中）さん

「だが、痛いのは生きてる証拠だ」