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私は、彼の瞼がが青黒く腫れているのをじっと眺めていた。
床にへたり込んでいる私たちの膝のすぐ近くに、昨日30歳になったばかりの息子の死体があった。その顔は黒っぽく鬱血し、口からは泡が少し出ている。首元には夫のネクタイで絞めた跡があった。
不思議なほど、悲しくはなかった。
ただただ、疲れた。
床の上で潰れたバースデーケーキを猫が食べていた。