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「薄々そんな予感はしていましたが…これで鎮守府の皆さんと今生の別れなんて事には、ならなそうですね^^;」「Darlingの実家へこんなに押しかけて、大丈夫カシラ…。
また賑やかになりそうネ(笑)」
その後、瞬く間に鎮守府の艦娘たちへこの話が広まり、さらに榛名や大和などが加わる。
長門や武蔵はこの話を知った上で、軍に残留する事を決めた…やはり誰かが残らなくてはならない、自分は軍人向きだからと思ったらしい。
夜、鎮守府大ホールでのパーティー準備が完了した旨、三笠元帥じきじきに本館へ伝えに来た時。
既に執務室は初期調度品のデスク・椅子と段ボール箱のみとなっており、提督が1人ドアを閉じようとしていた。
「・・・行くのか」
「……元帥。自分は…」
「軍脱退の発言を気にしているのか、それはもういいんだ…責任を取らなくても良い」
「いえ…そうではありません。もう、軍に未練が無いんです。
執務にも軍務にも身が入らないでしょう…ならば潔く身を引いて去った方がいい、そう思っただけの事です」
「鳳翔も金剛も見当たらない…いや、それどころか何人もキミの艦娘がいないが…。
まさか、みんな付いていくと言い出したのか? 冗談だろう?(笑)」
「もうみんな、クルーザーに乗ってますよ。俺もビックリしました(笑)」
「ハァ…誰も彼も優秀な素質を持つ者ばかりじゃないか、こんなに抜けられては鎮守府がガタガタになるぞ。
この穴埋めをするには時間がかかる、キミとその艦娘達のように深い信頼性という絆で結ばれた人材はそうそう見つからんのでな…。
いや…硬直思考や単純な軍艦思考でない、キミとその艦娘は唯一無二なのだ。
出来れば思いとどまって欲しいものだが…ここまで行動に移している以上、叶わぬ望みか」
「・・・申し訳ありません、元帥」