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黒煙くすぶる砂浜へ上陸する提督たち。ここでようやく提督は金剛から下り、“播磨”から持ってきた20式小銃を構える。
これは上陸作戦を鑑み、特に防錆と排水に優れた性能に目を付けて鎮守府の武器庫から持ち出してきたものだ。
「私も提督に同行するわ、やっぱり近接戦闘出来る者がいなきゃね(笑)
霞…貴女は残った二水戦の子達を率いて、母艦を守っていてくれる?」
「あっ…雪風も行きますっ!!
水上戦もひと段落付きましたし、もう雪風のサポートがなくてもなんとかなりそうです…。
浜風さん達、十七駆の皆さんは…ごめんなさい、残っていてもらえませんか?
有力なコ達も母艦防衛に回ってもらわないと…」
「はいはい、指揮に慣れた熟練がいなくなったら面倒だもんね…私が旗艦引き継いでおくわ。
矢矧、雪風…無事に戻ってくるのよ?」
頷く浜風以下の十七駆、そして分かってたというように肩をすくめる霞。
それを見ていた夕立は、傍らの時雨や朝潮に目を向けた。