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毎年冬場に提督の故郷北部にある草津温泉へ2人やってきては、硫黄の香りとひとときの熱い湯船の風情を楽しむ鳳翔。
トレードマークの蜻蛉色の着物の上に彼が見繕った藍染めの羽織を纏い、しゃりしゃりと厚足袋の音を微かに響かせながら石畳を歩く。
ふと道端に見つけた観光客用の記帳台に何を書くか思案していた彼女は、提督が両掌に白い吐息をかけて温めたあと、それを自分の両手を掴んでさすってきた様子に微笑みながら一筆したためるのだった。