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  • 【SS構想置き場・24】

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    > エルムさん

    ~レセプション~

    明志提督:
    「やれやれ…ひと騒動あったが、歓迎パーティまで進んだか。
    ここまでは上々、せっかくだし俺達もお食事にありつこうか…中東の料理はいつぶりだろうな?」

    利根:
    「吾輩もそうしたいところじゃが、ずっと胸騒ぎが収まらなくて料理が喉を通らぬ…」

    朝日:「ムリにでも詰め込んでおくべきだね、腹が減ってはなんとやら…よく言うだろう?」

    野分:
    「なんとなく…この方たちじゃない。これから何かが起きる、そんな感じがします。
    対応するためにはやっぱりエネルギーが必要です、ありがたくいただきましょう…食べられる時間があるうちに」

    モグモグ(一心不乱に料理にありつく明志と利根夫妻へ、背後から近付く人物)

    カツカツカツ…

    利根:「…ん? ほ、ぉぉぉ…これはこれは…。鳳翔殿とはまた違う美人さんじゃ、もしかして王妃…かのう?(見惚れ)」

    セラ・ヴァシュタール:
    「ご挨拶が遅れて申し訳ありません…少々着替えに手間取り、控室より出られず。
    わたくし、ラウンデル陛下の妻でして…セラ・ヴァシュタールと申します。
    世間では王妃という身分ですが、まだまだ慣れておらず…お見知りおきを(ドレスつまんで腰折る)」

    明志提督:
    「ほほう、たしかにべっぴんさんだ…砂漠の踊り子のイメージそのままですな。
    おr…我々は今回、呉鎮守府長官エルム中将の警護任務を務めている民間軍事会社の者でして…」

    セラ:
    「ミナモトPMSC…でしたか? 私達の国や周辺地域でもその名は知られています、ポートサイドで貴社の車やフネなどを拝見させていただいた事も」

    明志提督:
    「ははは(笑)
    世界のアチコチに拠点がありますし、我々も駆けずり回っていますのでね…なるほどご存じでしたか。
    ポートサイドへはプライベートで旅行に来られていたのでしょうか、それとも任務のいっかんで情報収集でも…?
    凄腕スナイパーの王妃殿」
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      > エルムさん

      セラ:「えっ!? スナイパーって…わたくしは」

      明志提督:
      「その赤いカラーコンタクトはオシャレのためでしょうが、奥の鋭い瞳は誤魔化せませんよ。
      キレイすぎる所作も、“知っている側”からすれば巧妙に取り繕ったものだと分かる。
      まぁ、たいていの者は見目麗しい褐色肌のドレス姿に目を奪われて不審点を見逃すでしょうが…がふっ!?」

      ドスッ!(脇腹に利根のグーパン)

      セラ:
      「・・・そう。
      さすがミナモトPMSC随一の人材、やはり同業では誤魔化せないってワケね」

      利根:「口調が…。猫被ってたのか?
      それに彼女は英語をしゃべっておる、アラビア語ではないのか(混乱)」

      セラ:
      「先程の屋上デッキでの無礼はごめんなさい、実弾装填も機器も作動させてなかったから敵意は無いと伝わった…はずだけど。
      一応レーダーではIFF反応あったけど、見慣れない機体だったからね」

      明志提督:
      「こう言ってはアレですが…。
      国王陛下も王妃様も相応に見えませんな、指導者と背中を預け合う良き伴侶という方がしっくりくる(笑)」

      フツーなら怒るべき所だが、セラ王妃は嬉しそうに微笑む。
      細身のスタイルに切れ長の目元なので、鳳翔の上品な微笑みとはまた違った魅力がある。

      セラ:「では私はこれで…。ウチのフネのコック達が作った料理よ、じっくり堪能していって頂戴」

      明志提督:
      「は、お言葉に甘えて。それと、これは重要な進言なのですが…。
      ウチの外国派遣部隊が、貴国のフネを狙っているという情報を掴んでいます。
      ヘリで乗り付ける前にも不審な気配がありました…お気を付け下さい、“きます”よ」

      セラ:「・・・!!
      情報どうもありがとう、すまないわね…巻き込む事になるかしら」
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        セラ:
        「さして教養がある身ではないゆえ、大した芸は出来ませんが…。
        せっかくのレセプションです、皆さんがお食事の間にそれらしいものを披露致しましょう」

        ポロン…ポロン…ポロン…
        (どこからともなく両手で抱え込む大きさの竪琴を持ち出し、支え代わりに片膝を立てて弾き始める)

        「……零れて砂に舞う 手のひらの砂漠は この想いの行方
        沈む陽の濡れてる金色 眼にうつる全て燃やすの
        貴方は微笑んで眩しい影になる…遠ざかり この手は届かない
        灼けついた砂よりも熱い 胸から流れる心の慟哭
        どうかどうか 次に生まれ変われたら あの空を舞う輝く鳥に…」

        提督:「言葉は分からんが、アレ…あの楽器、なにかで見たことあるぞ。たぶん“竪琴”じゃないのか?」

        金剛:
        「Harpだワ…!
        ワタシも実物と弾いているのを見るのは初めてヨ、王妃だけあってあんなskillも持ってるのネ~…(感心)」

        鳳翔:
        「竪琴ですか…。
        言葉は分かりませんが、なんと物悲しい旋律…恐らくは鎮魂歌。
        私も琴や三味線といった古典和楽器は出来ますが、アレは真似出来ません…とても教養が無い者の芸ではありませんよ(汗)」

        鹿島:「日本語に変えて通訳しますケド…。
        あ、ダメだ…泣いちゃう…歌詞が切なすぎます(泣)」

        利根:
        「王妃殿は教養が無いと言っておったな…。
        そして先刻、屋上甲板で狙撃銃を構えていた同一人物とは思えぬ…何者なのじゃ(困惑)」

        明志提督:
        「フープか…。
        著名人以外でこれほど綺麗に弾けるのは初めて見たな…いや、可能性があるとしたら…」

        朝日:
        「同じく混乱してるよ…彼女がスナイパーだとはとても思えないね(苦笑)
        教養が無いどころか、もしかしたらどこぞの由緒ある中東系部族の令嬢出身…だったりするんじゃないのかい?」

        セリフの後半をあえて聞こえるように大きめの声量で投げかけた朝日の英語に、セラ王妃はフープを弾きつつ、曖昧に微笑みながら肩をすくめる。
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          > エルムさん

          ラウンデル国王:
          「建国に至るまでの長き戦いの間、幾多の敵味方が斃れた。
          同じ志の元に殉じた同胞、志は違えど己の信じるもののために命を賭した敵…。
          勝利を掴み取った我々は、彼らの尊い意思も背負っていかねばなりません…それが生き残った者の務め。
          彼らの魂を讃え敬意を払い、ささやかな安息を…そのためのレクイエムです」

          鳳翔:
          「…旦那様。
          今、鹿島さんが通訳してくれました国王陛下のお言葉をしかと覚えておいて下さいまし。
          これが上に立つ者であり、その矜持です…指導者たる心構えとはこのようなものなのです」

          金剛:「ウーン、器の面ではdarlingより上かもしれないワネ…。
          確かに国王に昇り詰めるだけの素質があるワ^^;」

          明志提督:「・・・大したものだ」

          クフィル第一王子:
          「自慢の母上と父上です。
          敵でさえも尊敬し讃える…仲間を殺されていてもです、なかなか出来るものじゃない。
          留学していた国々の人達は軍も民も、そこまで考えられる者はいなかった…。
          争乱は僕が小さい頃に集結しましたが、今でも覚えてます…弟には、アブラハムには戦争のない時代を生きて欲しい」

          SP:
          「陛下、会食中に失礼いたします!!
          さきほどブリッジより緊急連絡がありまして、南シナ海西方より国籍不明の高速船が接近中とのことッ…!!」

          ピーッピーッ(腕時計型通信機)

          木村艦長:
          『━━こちら護衛艦“すずや”、すずやより長官…緊急です。
          マラッカ海峡方面から南シナ海西部にかけて、高速不審船が接近中…レーダー反応が微弱です、ステルス艦の可能性があります。
          それと、同じく南シナ海北方の大陸方面より小型船舶多数が急速接近…こちらはクリーンに捕捉しています。
          ただし反応数が過剰に思われまして、何らかの欺瞞が行われているものと…。
          特段の指示が無い限り、本艦はミナモト艦“jarvis”と共にこれを迎撃…大統領客船防衛を開始致します』
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            > エルムさん

            提督:「敵襲かっ・・・!!」

            セラ王妃:「マラッカ辺りから付け狙われていましたか…。
            このドレスでは目立つうえに足手まといになるゆえ、大至急着替えて参ります」

            明志提督:
            「さっきの気配はコレかっ…!?
            ともあれ俺達も戦闘準備だ…エルム提督達の警護はもちろんだが、彼らだけでは大統領一家を守り切れまい」

            利根:「うむ、承知じゃ。
            ちなみにセラ王妃殿は…彼女は自力で戦い抜けるんじゃろうかの?」

            朝日:
            「しょっぱなからキッツいブラフかましてくれる女傑さんだ、きっと大丈夫だろう。
            王妃といえば…国王さんはどうなんだろうね、なにかやってくれそうな期待を持っちまうよ(笑)
            屋上ヘリポートの下…“何か”を1機くらい隠しておけそうな余剰スペースがあると踏んでるんだけどねぇ~?(国王を探る視線)」

            ~FFM-13“すずや”周辺~

            木村艦長:
            『…ということだ。
            西と北の2方向より国籍不明の不審船群が急速接近中、これより本艦と“jarvis”は戦闘行動を開始。
            航巡“鈴谷”と“熊野”は本艦を深海棲艦の攻撃より防御し、また本艦の戦闘行動を支援しつつ、不審船群が大統領客船へ接近した場合の阻止任務を遂行せよ。
            …優先すべきは大統領客船です、どうかご武運を』

            鈴谷:
            「七戦隊鈴谷、りょーかいッ!
            マァ、やれるトコまでやってみせますよー(笑)」

            熊野:
            「七戦隊熊野、了解しましたわ。
            鈴谷、ここはまず瑞雲を上げて制空権を確保…二個編隊(2スロット分)を客船護衛に振り向けて、残りはこちらで哨戒させますわよ?」

            長門:
            「南シナ海という混沌の海で、何も起きないなどという能天気は持ち合わせていなかったが…提督の危惧が当たってしまったか。
            しかしレーダー反応がやたら多い…これは客船に乗り込まれる事態を前提とした方が良さそうだ、我々は提督と合流しよう」
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              > エルムさん

              ~南シナ海西部・
              マラッカ武装組織“シージャギュア”所有ステルス三胴船~

              ザク・キルビック武装勢力リーダー
              (元東南アジア正規軍特殊部隊指揮官・大佐):
              「マラッカ東部の隠し拠点を出撃し、大統領客船と距離を取りつつ追跡すること数時間以上…。
              このままスピードアップすれば、想定アタックポイントへ進出できるコースを維持しているワケだが。
              こちらが擁しているステルス三胴船3隻と高速武装ボート群、複数隊の襲撃ボートとは別に、大陸方面からも呼応した現地組織が有する高速襲撃ボート部隊が相当数向かってきている手はずだが…」

              サブリーダー:
              「少なくとも客船の大統領らと接敵するまでは、悟られず順調に移動出来ているかと。
              大陸の連中は別途、海洋生物型の水中ドローンを搭載した擬装遠洋漁船を南シナ海に遊弋させ、ホンモノの漁船隊と操漁しているとか。
              エイを模した低速長距離ドローンで哨戒し、サメを模した高速ドローンで詳細を探り母船にデータを送信…ターゲットを正確に分析する。
              さすが、今をときめく世界最先端トップ技術先進国の連中は違いますな(笑)」

              ザク元大佐:
              「連中のなかには、現役期間中にあえて大陸軍から移ってきた者も少なからずいるそうだ。
              俺の場合と違い、軍の外部組織と思われてもおかしくあるまい…実際、大陸軍からの技術や装備横流しも受けているらしい。
              だがいくら“ツール”がハイテクでも、それを実行するのが人海戦術では…戦術的に有効とは言えないのではあるまいか?
              “頭脳”の実力だけでは戦えないのでないか?
              まさに過渡期の時代を我々は生きているワケだが…まだまだ“力”にモノを言わせる俺達が活躍する余地はあると思うのだよ」

              サブリーダー:
              「その足りない“力”の役割を、我々に期待しているのでしょうな…。
              ヤツらは利用しているつもりなのでしょうが、同時にコチラも利用する…」

              ザク元大佐:
              「…フン。まぁ当面の敵にならなければそれで良い。
              ライバルや同業というのは、同時に同じ目的のためならば頼れる味方にもなりうる」
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                > エルムさん

                レーダーオペレータ:
                「リーダー、秘匿回線より暗号通信っ!!
                ただいま解読中…例のドローン母船からのものと思われます。
                “大統領客船の護衛に、日本海軍護衛艦と民間軍事会社の小型戦闘艦が合流…艦娘ほか武装要員多数が乗船した模様。
                銃声等の戦闘音もあったが詳細は不明、ハイエナの群れは順調…迷彩虎は得物を見ているか?”」

                サブリーダー:
                「カンムス…。確かWWⅠやWWⅡで活躍したフネが人間になったとかいう、眉唾モノの話ですか。
                正体は、戦闘訓練を施した少女グループの呼称やプロパガンダだと推測されますが…。
                これは洗脳と部隊配備・少子化解決策の母体ストックのために、大陸が最優先に欲しがっていたはず。
                捕獲したら戦利品代わりに譲渡してやれば喜ぶでしょう…我々には無用のものだ」

                ザク元大佐:
                「人身売買は外道の所業だよ、戦闘を生業とする俺達がやるものではない。
                だがまあ…向こうの連中がドサクサ紛れにどうしようが、我々としては構う余裕はないがね(目を瞑る仕草)
                ではいくぞ野郎共、フネのブースターを作動させろ…突撃開始!!」

                ※三胴船の加速ブースター:
                ジェットエンジン。
                極秘入手した合衆国戦闘機F22の排気ノズル設計図を参考にしたもので、フネのデザインとともに多少なりともステルス性発揮に効果がある。
                …しかしフル作動させると少なくない赤外線排熱を放出するため効果半減し、高性能レーダー等を備えた相手がいれば見破られるリスクが高い。

                ※大陸の武装組織:
                欺瞞用のアルミ吹き流しを掲げる高速襲撃ボートで、西側の次世代哨戒艇や沿岸戦闘艇含むあらゆる追跡艦艇から絶対の逃げ足を確保するため時速80ノットを誇る。
                武装は12.7mm機銃・7.62mm機銃。
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                  > エルムさん

                  ザザザザ

                  ~南シナ海・大陸側武装組織 高速襲撃ボートflagship~

                  大陸側リーダー:
                  「ターゲット客船の動きは!?」

                  オペレータ:
                  「今の所見られません。
                  “エイ”の観測映像では、各層のデッキ上で多数の武装しているとおぼしき人影が右往左往していたようですが…その後静かになりました」

                  大陸側リーダー:
                  「…少なくともレーダーで不審船レベルには気取られているか。
                  だが、西と北からやってきて数も分からぬ現状では手の打ちようもあるまい。
                  阻止攻撃を受けるだろうがこちらは数の優位がある、少数精鋭はかの島国のように“持てぬ者”の取る手段…我々は違う。
                  各ボートにこのまま客船の前方針路をブロックしつつ、半円形に包囲するよう伝達しろ、西の半円形部分はマラッカからの連中に任せる。
                  それと・・・」

                  オペレータ:
                  「客船より一定距離離れた位置にいる、日本海軍と民間軍事会社の戦闘艦…我が方へ転舵。
                  さらに、射撃レーダーとおぼしき強力な指向性電波も受けてます!」

                  大陸側リーダー:
                  「最大戦速80ノットだ、かく乱してやれッ!!
                  元より敵護衛艦の存在を見越して、アルミ製吹き流しをマストにくくり付けてある…数や詳細把握など無理な話さ。
                  さらに襲撃時にはホンモノのチャフを打ち上げてやる、これで敵側の目は完全に潰れる。
                  攻撃チームの要員どもは接近次第、背負ったジェットパックで飛び移れ…コイツの実用化で襲撃時間が革命的に短縮された、技術革新さまさまだな(笑)」

                  オペレータ:
                  「ターゲット客船、レーダー捕捉しました。
                  本船より約3~4km、ジェットパックでいける距離です」

                  大陸側リーダー:
                  「襲撃要員、総員離陸しろ!!
                  一部隊(20隻程度)は敵護衛艦どもへ向かい、多目的ミサイルランチャーで相手取ってやれ。
                  本船含む本隊(30隻以上)はこのままターゲットへ切り込む…突撃!!」
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                    > エルムさん

                    ~国王公用客船~

                    オペレータ:
                    「やはり襲撃か…。
                    不審船グループのうち北方のグループBより多数の小型反応をキャッチ、攻撃と思われます!!
                    数は150以上…うわっ、ホワイトアウトした!?
                    ダメだ、ジャミングされたッ…把握不能です!!」

                    SP隊長:
                    「陛下、敵襲始まりました…至急、防弾シールドで囲われたシェルター室へ避難を。
                    オペレーターは当初150以上の敵を探知したそうですが…すぐにジャミングを食らい、ホワイトアウトでレーダーを潰された模様です」

                    鹿島:「150!?(汗)
                    そ、そんな…私達で対処できる数じゃ…て、提督さん(通訳)」

                    提督:
                    「150か、マズイな…長門さんら本隊にコッチ来てもらおう。
                    護衛艦の方は鈴谷たちに奮戦してもらうしかない」

                    金剛:「Shit!! まさかそんなにいるなんテ…ワタシタチで対処しきれるかどうか、チョット怪しいワネ^^;」

                    カシャッ
                    (三八式小銃・九九式小銃・五式自動小銃の入った筒袋を見せる)

                    鳳翔:
                    「鹿島さん、今のうちに国王陛下へこの献上品を。
                    今の陛下は丸腰です…前時代の遺物といえど、今現時点で何もないよりは良いかと存じます」

                    鹿島:
                    「陛下。私達の長官夫人より、献上品がございます…旧軍時代の小銃です。
                    本来は陛下が収集しているという、コレクションの一品へお加えさせていただきたく持参したのですが、状況が状況ですのでせめてもの自衛用に…」

                    ラウンデル国王:
                    「おおおおっ…状態も良い、作動も抜群…これは素晴らしい小銃だ!!(目を輝かせる)
                    だが、私は丸腰…と思ったか? 見くびられては困る。
                    避難しろと言われて逃げる腰抜けでは王になれんよ、それに拳銃の一つ二つくらい常備している…案ずるな。
                    これらの小銃は一時、君達に預けておく…タマが切れた時に使うといい」

                    鹿島:「……!! お気遣い、感謝致しますっ…!!(筒袋を持ったまま慌ててお辞儀)」

                    吹雪:
                    「たしかに私たち、乗船してからタマの補給がないんですよね…。
                    提督さんたちはともかく…SPさん相手に積極攻勢かけた私の場合、大量に持参したマガジンの半数近くを使い切ってしまってますし(舌打ち)」

                    ※初期レーダー反応約150:
                    ジェットパックで飛んでくる大陸側の攻撃要員、一隻5名×30隻の計算。
                    武器は拳銃とマシンガン、室内戦のためロケットランチャー等はほぼなし。
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                      > エルムさん

                      メモ・・・

                      シナリオの後半、FFM“すずや”やJarvisとともに奮戦する鈴谷達のいるエリアへ、マラッカ方面より1機の戦闘機が飛来…高速襲撃ボートへ機銃掃射、ステルス三胴船のうち2隻へ対艦ミサイル攻撃をおこなう。
                      この機銃掃射で高速襲撃ボートflagshipは燃料タンクを撃ち抜かれて引火爆発のち沈没、大陸側リーダーは海面に投げ出されるも無事。
                      近くにドローンのサメを見つけて母船へ救援要請するも実はホンモノのサメで、あえなく食い殺される。

                      ヴィシュタール王国空軍の紋章、ラウンデル国王のパーソナルマーク。
                      正体は、国王が来日時に展示自慢しようと話をもちかけツテを作った各国の空軍基地経由で極秘長距離フェリー飛行随伴させていた、F-14戦闘機。


                      F/A-14E“スーパートムキャット”
                      ヴィシュタール王国用アメリカ海軍輸出型、21世紀近代化プログラム改修済み多用途戦闘攻撃機。
                      F-22やF/A-18ホーネット系のノウハウをフィードバックした、新規限定生産機。
                      ラウンデル国王専用機ほか、王国空軍エース部隊所属のみの世界で十数機しか存在しない虎の子。
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