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宇宙戦艦ヤマト・オリキャラTRPGスレ

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宇宙戦艦ヤマトの宇宙を背景に、各々のオリキャラを持ち寄り、TRPGの手法で様々な架空のミッションをこなしたり、雑談したりしようというスレッドです(*^^*)
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  • 「急性症状用のウィルス抗生剤だ。打つぞ」

    「俺は…敵だぞ…」
    「もう、違うだろ」

    細い腕に針を刺す。

    「これで治まる、少し眠れ。」
    「…」

    ザムザは少し涙を流し、強い薬の影響で眠りに落ちた。

    これを見て、エレノアは安堵した。そして確信した。
    この者たちこそ、黙示録にある異星の戦士に間違いないと。
    彼女は像を胸に掲げ、語り始めた。

    「ガミラスの皆様、あなた方が現れるのは
     預言により示されていました。
     私はあなた方をお迎えすべく、この像に導かれ
     ここに参ったのです」

    像は淡い輝きを放っている。その光は周囲に広がり、
    吹き付ける暴風さえ弱めているように思われた。

    「しかし私はあなた方が真に我らを導く資格を持つ者か、
     半分疑って見ておりました。
     敵兵を救ったあなた方ならば間違いはないでしょう…
     どうか非礼をお許しください」

    計測器が発するデータを読み取るアル。
    特徴ある波形が現れている。

    「バーガー隊長、あの子の持っている像から、
     反物質反応があります」

    「ほう。反物質貯蔵素材…ということは、テレサの力を
     この時空に顕現させるカギ穴になりうるってことか」

    「では、あの子の言う神というのは…」

    「おそらくテレサ、だろうな」

    エレノアは像を前に差し出し、バーガーたちを導いた。
    「神は申されています。
     
    (彼らに従い災厄に立ち向かえ。
     さすれば道は開かれるであろう。
     神は共にあり)

     と。さあ、急ぎアセレットへ。
     村民全員でご助力申し上げます」

    こうして彼らが出会っている間、上空の黒色艦隊は
    バーガーたちを完全にロストしていた。
    普通ならバイタルサインで簡単に見つけられていたはずだ。
    しかし、得体のしれない力で彼らは守られていたのだ。
    恐らくは、少女の携えた女神像から発する力で。
    グラディスたちはバーガーたちは消滅したと、この時点で
    思い込んだ。

    バーガー、アッカーマンたちは少女に導かれ、
    女神の加護を受けた村アセレットへと向かった。
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