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宇宙戦艦ヤマト・オリキャラTRPGスレ

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宇宙戦艦ヤマトの宇宙を背景に、各々のオリキャラを持ち寄り、TRPGの手法で様々な架空のミッションをこなしたり、雑談したりしようというスレッドです(*^^*)
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  • 地上。寺院を中心に構成された村がひっそりとあった。
    ゴルドルバの砲撃被害をかろうじて免れたが、村民は逃げるすべもなく家々の奥深くにひそみ神に祈っていた。

    寺院内。孤児たちを中央礼拝所に集め守る修道女が一人。

    「お姉ちゃん、このまま死んだら神様のところへ行けるんだよね?」
    「死ぬときって痛かったり苦しかったりするのかな」
    子供たちはもう死を覚悟しているのか、震える声で少女に尋ねる。

    彼女の名はエレノアといった。
    「大丈夫よ…すこし眩しさを感じたら、次の瞬間女神さまの御許に着いているから」
    「ホント?嘘じゃないよね、僕怖いよ」
    「嘘は言わないわ、神の名に誓って」

    振り返り祭壇を見る。テレサによく似た女神像がある。
    穏やかな微笑みを湛えているが、今日は赤黒い涙のような液体を目から流していた。

    (女神像が血の涙を。最終戦争の時人々を哀れんで流すって…これなのね。
     私たちの、これが運命なの?受け入れなきゃいけないんですか神様。
     この子たちはこの世界の事をまだよく知りもしないのに、あなたの元に召されようとしている。
     このような不条理が許されるのですか)

    エレノアがそう思いうつむいた時だった。
    女神像内部に光が宿り、腕を屈折して指から光が。脇の座席の壊れかけた部位を指し示す。

    「これは…」
    本が出てくる。

    「黙示録。見たことのない巻だわ?」
    本には冒頭の頁に二行だけ、こう書かれていた。

    (空から破壊者迫る時、砂漠より神の啓示を受けた異星の戦士達来たる。)
    (彼らに従い災厄に立ち向かえ、さすれば道は開かれるであろう、神は共にあり)

    「天啓?そんなことが…
     すがるほか無さそうね、他に希望はないし」

    ----------------------

    空では前方への砲撃火線を見ながら、グラディスが焦れ始めていた。
    「ガトランティス・・・粘りおるわ。厄介な物を持ち出しおって」
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