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宇宙戦艦ヤマト・オリキャラTRPGスレ

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宇宙戦艦ヤマトの宇宙を背景に、各々のオリキャラを持ち寄り、TRPGの手法で様々な架空のミッションをこなしたり、雑談したりしようというスレッドです(*^^*)
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  • 星を食らったゴルドルバと言えど、エネルギーは無尽蔵ではない。
    景気よく撃っていればいつかは枯渇してしまう。
    早く殲滅せねば・・
    そんな彼の目の端に、エラ地表の爆炎の切れ目にかすかなきらめきが認められた。
    「む・・・」
    左手を伸ばし、ブースの上に添える。と、手は瞬時に無数のコネクターを露出させた。
    そこへコードギミックが次々と繋がれていく。

    「拡大投影」

    空中にモニターが現れ、数段階に拡大されていく。
    ここでゴルバが裂けて火柱を上げているのに、彼はようやく気が付いた。
    そばで斬り結んでいる2機の戦闘機らしい機体も映し出される。

    「おのれ。小虫の分際で小賢しい。火気管制」

    今度は武装の選択画面が横からせり出す。
    視線の先で高速選択していくグラディス。

    ナノブラックホールを撃つべく、触手の一本がうねり地表へ指向された。

    「司令、それでは星にダメージが…」
    ジェラルドはあわてて制止する。

    「あの邪魔者共のいる空間のみを異次元転送するだけよ。加減はする」
    「は、はぁ…」

    「目障りなのだ。あのムールもな」
    リターンキーが押される。
    「消えよ」
    ジェネレーターが唸り、分離されたナノブラックホール弾が発射管となった触手を走った。

    ・・・・

    「!」
    テレサは気が付いた。わずか先の時間に干渉する何かが迫っているのを。
    この宇宙以外の意思の干渉なので、全時間線を平行に見ることのできる彼女の力をもってしても
    事態の詳細をおぼろげにしか察知できないのだ。

    「アル、砲撃が来ます!もう時間がありませんよ!」
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